東京老人Tokyorojin

こごとじじい増山静男のブログです。

義母白寿、鰊の復活

2012年04月29日 08時18分23秒 | Weblog
4月28日

きょうは義母の99歳の誕生日、ニンゲンは年を取ると、なんかの拍子に簡単に死んでしまうのに、義母の生命力はたいしたものである、思い出せば、88歳で九州から東京に来たとき、我々はせいぜい2週間しかイノチが持たないだろうと思ったものだ、それが、見る見る元気になり、車に乗るのも、10分で絶対イヤといっていたのに、厚木までいけるようになり、寝たきりだったものが表を自分で歩けるようになった、先日脳梗塞(軽い)を起こして入院したのだが今日見ると、ずいぶん言葉も出てきたようである、100歳まで元気で生きてほしいものである、





4月29日

NHKのさわやか自然百景をみていて驚いた、

北海道のにしんが、浜を染める光景が再現されていた、再現というか、最近本当に戻ったのだ、にしん御殿ができていたころ、浜は鰊が卵を産みつけ雄が精子をかけることにより、一面白濁して見えたという、それは昭和30年ごろを境になくなったのだが、近年見られるようになった、それを2文字で言う言葉もあったというが忘れてしまった、

最盛期100万トンあった鰊の水揚げが、わずかに100トン!!

それが復活したというのだ、ヘリコプターが写していたが、沿岸が白濁する様子が写っていた、喜ばしいことでる、近年の環境の変化の中でももっとも著しいものとして記憶に残る鰊漁、

われわれがかつて見ていたものが、高度成長期になくなって、今再生されたのだ、
なんと喜ばしいことか、つい去年亡くなった人には味わえなかったしあわせである、