東京老人Tokyorojin

こごとじじい増山静男のブログです。

銀座でA-60(仮名)の会

2013年10月05日 09時53分13秒 | Weblog
A-60は今で言うG3ファックスの元になった機械だ、この機械に携わった人の集まりである、ファックスは今では2,3万円で買えるが当時一台388万円した、 

ファクシミリにはG1、G3、とあって当時使われていたのはG1=6分機だった、そして、G3=1分機はこの機械が元になった、G1という規格も後から出来た、G4という規格もあるが普及しなかった、

考えてみるとこの388万円の機械が今につながっているのはたいしたことである、現存していれば今のファックスに送信できるであろう、筐体は人がはいれるぐらいの大きさだった、

これを売るのは大変だったな、私はいろんな売り方を考えて全国の販売店さんに指導して回った、

それ以後出現しVHS録画機、そのあとの8ミリ、デジタルテープそのすべてが姿を消そうとしている、ヨーロッパ旅行に行くのに、出たばっかりの8ミリビデオを買ったが35万円だった、ヨーロッパ行きの旅費より高い(これはソニーの製品をOEMでリコーのブランドをつけていたので、すこし安かったけど)

音響機器にしてもLPレコード、カセットテープ、CDそのいずれも消えようとしているのに、

FAXだけは大手を振って生き延びている、