少子化に悩む少年野球監督

少子化で部員減少に悩む少年野球チームの監督。その就任からの記録です。

100%は変わる

2011-01-24 | 練習・試合後記
今日も黒木さんの野球教室ネタです。

最後の質問コーナー。

ミンナ、最高スピードは何キロですか?とか
遠投はどの位ですか?とか
小学生らしいと言えば、らしいのですが。

12時から中学校でチーム練習の予定。
お弁当も食べさせなきゃいけない。
移動時間も考えないと

なのに、黒木さん熱が入ちゃって、
既に13時近く。予定をオーバーしてます
早く切り上げて

なのに、まだ手を挙げているのは、
ウチのA-Cクンじゃないですか
しかも、指されてるし。
「スランプが続いている時の脱出方法は何ですか?」
「池上さんじゃないけど、良い質問」って誉められて
赤くなっている

プロで対戦して、凄いっと思った選手は
イチロー選手、小笠原選手で、
彼らは黒木さんと同級生だそうです。

同じ年で、まだ一線で活躍しているのは、
準備が常に100%。体調が悪い時でも100%で練習している。
体調が悪くても、全力で準備する。
そして、最後は練習量
これだけ自分はやったんだ、と言う練習量が
スランプ脱出に役立つそうです。

ここからは、野球教室での話ではなく、
先立って行われた、黒木さんのセミナーでの話。
黒木さんは、肩の故障で引退をするのですが、
今まで100%で準備していたモノが、
故障の為、少し落として、90もしくは80%の調整をして行くうちに
いつしかそれが100%の調整になってしまって、
さらに痛み、不調があるとまた少し落とし。
それが100%の調整になり。
どんどん力が衰えたそうです。

逆に100%以上の105%の力でやって行くうちに
105が100%になり、さらに少し上げる事で
最初の120%の力が100%に変わる。

限界だと諦めるか、逆に少しだけ我慢する。
それで100%は変わる。
そんなお話でした。

昨日の練習。最後のメニューは校舎の裏も使った
20分間走。私も走りました。
グランドには低学年がまだ練習をしています。
グランドでは、走っても
校舎の裏では歩いている子も。
逆に頑張って私を3回抜いた子もいます。

そんな子から見たら、
歩いているのは、サボっているように見える。
20分走り終えてから、
「アイツとアイツ、校舎の裏で歩いていました。」って

ここで、サボっていたのか。って怒っても良かったんですが
長距離が苦手な子には、20分走るって事は
辛くて、決してサボるつもりじゃないんだけど、
歩いてしまったかも知れない。
でも。と
黒木さんの100%の話をして、
諦めないで、もう少しだけ頑張れるように。
本当にサボったヤツは、自分にはウソは付けないんだから
反省して来週は頑張ってくれ。と締めました。

イヤ~、良い話を聞いてて良かった
コメント (4)
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