少子化に悩む少年野球監督

少子化で部員減少に悩む少年野球チームの監督。その就任からの記録です。

最終回

2014-09-18 | 高学年再び
試合前の相手チームの投球練習を見ていたら。
コントロールは良いけど、スピードはそうでもないかな。
それが、私のピッチャー評

だから、「ファーストストライクから打っていけ」と指示
初回2点、三回に1点。
しかし、連打や足を使った訳では無く、エラーが絡んだ得点。
回を追う毎に球速が上がってきた様にも感じる。
ますます安打が出なくなり、四死球も無い。

ランナーが出ても二死からで、打つのを待つしかない状態
そして、追加点が取れないまま3ー2で最終回の守備に。

迎えるバッターは四番。ピッチャーの長身の女の子。

先頭打者は切ってくれ。の願いも虚しく。
あっさりセンター前に運ばれる。
そして、迎える一死三塁のピンチ


「同点を覚悟した。最悪、サヨナラかも」ってコーチの全員がそう思った。
勿論、私も延長かぁ。ってチラッと

でも、相手には一点もやらない。って姿勢を見せる為に前進守備を指示。
抜けて同点されてもそれはそれでしょうがない

攻撃的に守るのだ
ピッチャーのケンは相変わらず涼しい顔
なんか、この日は頼もしかった。

でも、あんな平然とした顔をしているけど、
内心は何を思ってるのかな?とか、
内野の子は俺の所に飛んで来るな。って思ってるのかな?とか、
でも、Uはこっちに来い。って思っているのかな?とか、
キャッチャーのRUIはどんな配球をしてくるのかな?
なんてボーっとしていたら、
相手ベンチはスクイズをやって来た。
これをキャッチャーへの小フライにしてアウト

内野陣が素晴らしいダッシュを見せたので、
飛び出したランナーはそのまま三塁に帰塁。
変に挟殺プレーでエラーするより良かった?

後で聞いたら、この時キャッチャーのRUIが投球を外させたらしい。
そう言えば、バッターは飛んでたな
ボーッとしてたから、気が付いた時は
ボールがミットに入る瞬間だった

やぁ成長したなぁ
監督が何もしなくても大丈夫だね。

そして、最後はファーストゴロで試合終了
手に汗握る熱戦が(投手コーチはドングリを握っていたけど)終了。

その瞬間、コマッチママ号泣してらしい
投手コーチも泣いているのを誤魔化す為にグランドのブラシ掛けに走って行った。
他の人もウルウルしてたみたい。

子供はケロッってしてた?
よく覚えてないや

私?
私は他の事を考える様にしてました
コメント (4)
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