少子化に悩む少年野球監督

少子化で部員減少に悩む少年野球チームの監督。その就任からの記録です。

親の力

2018-03-28 | 新しい役所
息子が3年生の頃。
全然打てないから、朝、早く起きて素振りをしようって事に。

そして、翌朝、全然起きない息子。
「勝手にしろ」って一人で近くの公園へ。
普通なら、来るでしょ、公園に。
全然、来ないですよ。
結果、早朝、誰も居ない公園でオヤジ一人で素振りって構図に

これ以上待っていると遅刻するので、
家に帰ると寝てるし

その姿を見て諦めました。
これ以上言うと野球が嫌いになると思って、
その日から練習しろって言わない様にした。

因みに、その週末、私はPTAの試合でホームラン。
家内が「練習すれば、パパみたいにホームランが打てるから。」
それでも、ダメだったなぁ

野球より友達といる事が楽しかったんでしょうね。


先日の会議で、平日に素振りぐらいして欲しいよねって話になり、
そう言えば、昔こんなのや、こんなものを作ったよって。

でも、全国制覇が出来たのは、
リョウ、コマッチ、ムロの三人だけ。

で、この三人、共通しているのは親が熱心って事。
リョウは、今でも時々練習に来て、小学生の練習の合間に
父親とキャッチボールをしてるし。
コマッチは、父親は勿論母親も熱心で自主練していた。
ムロも、早朝、公園で父親とキャッチボールをしているのを何度も見かけた。

この素振りをしなくても、熱心な親沢山いて、
そんな家庭の子供は上達が速い。
やっぱり、親の影響力は大きいです。

って事で、部員数に比べ、コーチの数が少ない低学年チーム。
お父さんのコーチ絶賛募集中

「野球、やった事ないので。」って言っているお父さん。
大丈夫です。
頑張っている我が子を見れば、きっと夢中になります。
夢中になっているお父さんを見て、子供はもっと頑張る。

そんな、親子を沢山見てきた

我が家はダメだったけどね
コメント (6)
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