便秘で苦しんだことがない。
中学3年時の京都・奈良への修学旅行のとき、朝メシを食い終わって「便所行ってくる」と同級生に言ったとき、「なんで?」と聞かれた。
なんでって、クソをするために決まっているだろうが。
そう言ったら、「冗談だろ!」と言われた。
冗談じゃねえよ、クソが今にも、口から出そうなんだ。ここで出してやろうか、と言ったら、「バーカ!」と露骨に嫌な顔をされた。
お前はしないのか? と聞くと、家以外ではしない、と言われた。
それまでは思いもしなかったが、よく考えてみると、学校でクソをしているやつが私以外にいないことに、遅ればせながら気づいた。
「家じゃなきゃ、出ねえんだ」
まあ、なんて、お上品なお体ですこと!
なぜか、男子も女子も、学校でクソをすることを嫌がるようだ。
私が、「ウンコが暴れてるぜ!」と言うと、汚物を見るような目で、私を見るのだ。
お上品だな、お前ら!
私の高校一年の娘も、小学校のときから、平気で学校で「大」をした。
さすがに「ウンコが暴れている」とは言わなかったようだが、「ウンコちゃんが出たがっている」と言って、トイレに行ったようだ。
学校のトイレで「大」をすると、からかいの対象になるという、信じられないような風潮が日本の学校にはあるようだが、娘が余りにも堂々としているので、そのことでからかわれたことは、一度もないという。
「大」をしただけでからかうなんて、人間の生理を否定する大馬鹿者だ。
お前ら、一生、クソなんかするんじゃ、ねえぞ!
そういうポリシーを持つ私と娘は、家でも「ウンコが暴れている」と言って、トイレに行く。
真面目なヨメと息子は、眉をひそめるが、自然の生理を馬鹿にするやつこそが、私には滑稽に思える。
屁をするときは、「エイチ・イー(HE)発射」と告げる。
屁に関しては、屁を我慢すると体に悪い、と長年にわたって便秘症であるヨメと息子を説得した成果が出て、最近では、二人とも我慢しなくなった。
それは、人類として、大きな進歩だと言える。
さて、昨年の7月から我が家に居候中の娘のお友だち。
彼女は、便秘症ではなかったが、最初のうちは、どこかで遠慮しているところがあった。
やはり、年頃の娘である。
長年の日本の学校の悪しき風習である、「大とは汚れたものなり」という意識が拭い難く、我慢をしていた時期があったようだ。
そこで、娘と私は、今まで以上に「ウンコが暴れている」を強調するようにして、「エイチ・イー(HE)発射」も少し過剰なほど大きな声で言うようにした。
最初は、それになかなか馴染めずにいた居候さんだったが、2ヶ月もすると、「あ? ウンコが暴れ出したかも?」と言うようになり、「エイチ・イー、発射2秒前」などと言うようになった。
今では、食事中でも「なんか、ウンコが暴れそう」と言い、「我慢できないエイチ・イー」などと言ったりする。
そして、「風呂でエイチ・イー10連発」などと言ったりもする。
彼女もやっと、完全なる我が家の一員になったようだ。
私は、それが、たいへん嬉しい。
中学3年時の京都・奈良への修学旅行のとき、朝メシを食い終わって「便所行ってくる」と同級生に言ったとき、「なんで?」と聞かれた。
なんでって、クソをするために決まっているだろうが。
そう言ったら、「冗談だろ!」と言われた。
冗談じゃねえよ、クソが今にも、口から出そうなんだ。ここで出してやろうか、と言ったら、「バーカ!」と露骨に嫌な顔をされた。
お前はしないのか? と聞くと、家以外ではしない、と言われた。
それまでは思いもしなかったが、よく考えてみると、学校でクソをしているやつが私以外にいないことに、遅ればせながら気づいた。
「家じゃなきゃ、出ねえんだ」
まあ、なんて、お上品なお体ですこと!
なぜか、男子も女子も、学校でクソをすることを嫌がるようだ。
私が、「ウンコが暴れてるぜ!」と言うと、汚物を見るような目で、私を見るのだ。
お上品だな、お前ら!
私の高校一年の娘も、小学校のときから、平気で学校で「大」をした。
さすがに「ウンコが暴れている」とは言わなかったようだが、「ウンコちゃんが出たがっている」と言って、トイレに行ったようだ。
学校のトイレで「大」をすると、からかいの対象になるという、信じられないような風潮が日本の学校にはあるようだが、娘が余りにも堂々としているので、そのことでからかわれたことは、一度もないという。
「大」をしただけでからかうなんて、人間の生理を否定する大馬鹿者だ。
お前ら、一生、クソなんかするんじゃ、ねえぞ!
そういうポリシーを持つ私と娘は、家でも「ウンコが暴れている」と言って、トイレに行く。
真面目なヨメと息子は、眉をひそめるが、自然の生理を馬鹿にするやつこそが、私には滑稽に思える。
屁をするときは、「エイチ・イー(HE)発射」と告げる。
屁に関しては、屁を我慢すると体に悪い、と長年にわたって便秘症であるヨメと息子を説得した成果が出て、最近では、二人とも我慢しなくなった。
それは、人類として、大きな進歩だと言える。
さて、昨年の7月から我が家に居候中の娘のお友だち。
彼女は、便秘症ではなかったが、最初のうちは、どこかで遠慮しているところがあった。
やはり、年頃の娘である。
長年の日本の学校の悪しき風習である、「大とは汚れたものなり」という意識が拭い難く、我慢をしていた時期があったようだ。
そこで、娘と私は、今まで以上に「ウンコが暴れている」を強調するようにして、「エイチ・イー(HE)発射」も少し過剰なほど大きな声で言うようにした。
最初は、それになかなか馴染めずにいた居候さんだったが、2ヶ月もすると、「あ? ウンコが暴れ出したかも?」と言うようになり、「エイチ・イー、発射2秒前」などと言うようになった。
今では、食事中でも「なんか、ウンコが暴れそう」と言い、「我慢できないエイチ・イー」などと言ったりする。
そして、「風呂でエイチ・イー10連発」などと言ったりもする。
彼女もやっと、完全なる我が家の一員になったようだ。
私は、それが、たいへん嬉しい。