リスタートのブログ

住宅関連の文章を載せていましたが、メーカーとの付き合いがなくなったのでオヤジのひとり言に内容を変えました。

傍若無人のタクシードライバー

2013-01-31 12:53:18 | オヤジの日記
この10日間、タクシーがらみで3度嫌な体験をした。

最初は、東京に大雪が降って、3~4日経った頃だ。
一方通行の道を自転車で走っていたとき、前を行くタクシーが突然バックし始めたのだ。

おそらく道を間違えたのに気づいて、戻るつもりだったのだろう。
しかし、細い一方通行の道。
しかも、道の両側には、まだ溶けていない雪が不規則な形をして積み上がっていた。

突然、タクシーが戻ってきたのだから、私はそれをよけなければいけない。
相手のタクシーは、私の存在に気づいていたとは思うが、車を止めることはしない。

だから、私は車を避けるために、シャーベット状になった雪の山に自転車を乗り上げて、車を躱すしかなかった。
その乱暴な運転に怒りがこみ上げて、怒鳴ろうとしたとき、タクシーは、大きく3回クラクションを鳴らして、角を曲がって消えていった。

怒りが、宙に浮いた。


そして、次の日。
やはり私は自転車に乗っていた。

T字路のカーブミラーに、タクシーがこちら側に曲がろうとウインカーを点灯させているのを見た私は、T字路の手前、4メートルほどのところで、自転車を止めて待つ態勢を取った。

これくらい離れていれば、車は、余裕を持って曲がれると思った。
それほど細い道ではなかったからだ。

しかし・・・・・である。

タクシーが必要以上に大きくカーブしてきたのを見た私は、さらに道路の隅に自転車を寄せることになった。
それでも、際どいところだった。
タクシーのドアと自転車のペダルが接触する寸前だったのだ。

私が、壁ギリギリまで身を寄せなければ、おそらく接触していたに違いない。
プロの運転手なら、そこまで膨らまなくても、簡単に曲がれるカーブだ。

2日続きのことだったから、私の怒りはさらに大きくなった。

文句を言おうと自転車を降りて、タクシーに駆け寄ろうとしたが、私のすぐ後ろに、手押し車を両手で掴んで立っている老婆がいたため、追いかけることができなかった。

ここでも、怒りは宙ぶらりんになった。


そして、一昨日だ。

宅配食の会社を経営している知人が、メニューのデザインを頼みたい、というので、打ち合わせをすることになった。
宅配食の配達に使う軽ワゴンで迎えに来てもらい、知人の会社に向かうところだった。

場所は、武蔵境通り。
我々の前には、トラックが一台走っているだけだった。

当たり前のことだが、普通に法定速度で走っていた。

50mほど先に、信号が見えた。
赤だ。

トラックが速度を落とす。
こちらも速度を落とす。

これもまた当たり前のことである。

しかし、その速度を落としている最中に、突然タクシーが我々の横を通り過ぎて、さらに前を行くトラックを追い越し、横断歩道寸前で車を止めたのである。

要するに、強引に割り込んできた。

トラックのドライバーさんは、血の気の多い人が多い、という印象がある。

だから、これは喧嘩になるかも、と知人と顔を見合わせた。

タクシードライバーが謝ってくれればいいが、謝らなければ、これは修羅場になるぞ、と思った。

しかし、信号は、ほどなく青に変わり、怒声もクラクションもなく、タクシーは、当たり前のように信号を抜けていった。

「Mさん、ここは、絶対に喧嘩ですよねえ」と知人が言う。

平和主義の私は、喧嘩は嫌いである。

しかし、ここまで傍若無人のタクシーを何度も目撃すると、てめえら、成敗してやる! という気持ちを消し去ることができない。


タクシー・ドライバーさんたち。

あなたたちは、人の命を預かっているんですよ。

そんなタクシーには、怖くて乗れませんよ。



とはいっても、貧乏なので、5年近く乗っていないが。