リスタートのブログ

住宅関連の文章を載せていましたが、メーカーとの付き合いがなくなったのでオヤジのひとり言に内容を変えました。

キチセさん

2013-03-14 06:09:29 | オヤジの日記
我が家の全員が気に入っている女優さんは、キチセさんである。

それぞれお気に入りの俳優さんや歌手はいるが、共通しているのはキチセさんだけだ。

気に入っている部分は、各自微妙に違うのだが、「爽やかな色気がある」というのが、一致点だろうか。

「凛としている」「とにかくキレイだ」「上品な大人の女という感じがする」「今までにいなかったタイプの女優だ」という意見もある。


おそらく我が家の人間が、キチセさんを最初に見たのは「のだめカンタービレ」が最初だったと思うが、私には、その記憶があまりない。
後で調べてみると、金髪の国籍不明の役どころがキチセさんだった。

意識して見返せば、ああ、キチセさんだ、とは思うが、濃いキャラの割には、そのときは、あまり印象に残らなかった。

次に見たのは「LIAR GAME」だ。

これは、かなりインパクトのある役どころだった。
全身黒で身を固めた謎の女。

ミステリアスな役は、その端正な顔とスラリとした容姿に、よくはまっていた。

そして、その延長線上に位置するのが、「ブラッディ・マンデイ」の女性テロリスト・折原マヤだろうか。

この女性テロリストは、スタイリッシュでもあり、表情に憂いがあって格好良かった。
これも、適役だと思った。

美しさと冷酷さを併せ持った女であるが、どこかに血のかよったものを感じさせる、という繊細な部分を無理なく表現していたと思う。

高校2年の娘と私は、この役のキチセさんが、一番好きだ。
これは、もうだいぶ前の作品だが、娘は、何度もDVDを見返して、「キチセさん! キチセさん! 美人やあ!」と叫んでいる。
(娘は、仲間由紀恵さんが一番のお気に入りで、「トリック」のDVDを見ると、「ナカマさん! ナカマさん! 美人やなあ!」と叫ぶから、気に入った女優さんが出ると叫ぶ癖があるようだ)

あとは、同じような役どころだが、「ギルティ 悪魔と契約した女」の榎本万里役も、私たちは気に入っている。
ちょっとワケありの過去を感じさせる雰囲気もキチセさんの佇まいには、似合っていたと思う。

大学4年の息子は、「ハガネの女」のキチセさん。
ヨメは、「BOSS」での監察医役のキチセさんが、「働くオンナの理想に見える」から好きだと言っている。


キチセさんは、ドラマや映画の大作で、主役を張るような存在感や演技力はないかもしれないが、どんなドラマにも煌びやかな彩りを添えてくれる貴重な女優さんだというのが、我が家族の一致した意見である。

そういったポジションの女優さんは、いそうでいて、いないと思う。


キチセさんは、いつの間にか結婚して、そして今度は母になるという。

今までは、その凛とした雰囲気からキャリアウーマン、さらにミステリアスな雰囲気から事件に絡む役などが多かったが、きっとこれからは、母の役も舞い込んでくるだろう。

そして、キチセさんは、そんな役さえも危なげなくこなして、理想的なお母さん像を作り上げるに違いない。


そんな母としてのキチセさんを早く見てみたい、というのも我が家族の一致した意見である。


母子ともに健康な出産をされることを、家族一同祈っています。