サカマガ今週号のMVPはFC東京のゴールキーパー、ゴンタ君だった。開幕戦で私が酷評した選手だ。
開幕戦前にPSMでの彼の映像を見ていたので、その時にこのGKが相手なら、枠にシュートを飛ばしさえすればいくらでも点が取れると思ったし、開幕戦での印象はPSMのままだった。
でも、たった数試合で大きく成長したんだなぁ。
東京と磐田との試合はダイジェスト映像でしか見ていないけど、ジウシーニョと山本のシュートを止めたプレーはゴンタ君の勇気ある飛び出しが生んだものだ。怖い先輩方に囲まれてビクビクしながらゴールを守っていた彼(開幕戦ではそう見えた)とはもう違うんですね。
ゴンタ君はまだ二十歳くらいだったよね。下手したら、塩田が復帰しても正GKはゴンタ君のままじゃないかね?
二十歳といえば、開幕戦から全試合フル出場しているうちのじうトンもつい最近二十歳になったばかりの選手だ。
じうトンも開幕戦から比べると成長したよなぁ。
最初の試合なんて、守備時に誰に付けばいいのかわかんなくて右往左往していた選手が、今は一応それらしくなってきたもんな。…つーか、昨年所属していたセレッソ大阪はじうトンに守備の何を教えてたんだ?って感じだが。
若い選手は我慢して使えば短い時間で急激に力を伸ばすんだね。いや、若いってすばらしいね。
でも、FC東京のゴンタ君は成長する過程で開幕2連敗という代償を支払った。うちはじうトンを育てつつ開幕4試合で無敗の首位。うちの監督、鈴木淳はやっぱすげーや。
ちなみに、長々書いてきたのは全てこれを言うためだけの前振りだったりして。
今後じうトンがもっと成長して、なんか”フツーにうまい選手”になったらやだな、とか思ったり。成長しても諸刃の剣みたいな危なっかしさの残る選手でいて欲しい…。と、無茶を言ってみる。