サッカーのこといくつか２

ＣＷＣのガンバ大阪ｖｓマンチェスターユナイテッドは面白かったっすね。マンＵは明らかに本気でなかったけど、ガンバの攻めの姿勢は見ていて清々しかった。どうせ守ろうとしても守りきれるわけは無く、そもそも守るだけでは何も得られないわけで。一部には負けるに決まっている試合だから、守備度外視で攻めたという意見もあるみたいだけど。それは違うと思うね。相手チームとの力関係が拮抗していたとしても、ガンバは攻めのサッカーをしただろう。それがガンバ大阪というクラブだし、そうすることが勝利への近道だから。

もっとも、ガンバのことをこんなに褒めるのはこれが最後だろうな。

そういや、東京ヴェルディのシーズン前の目標って優勝だったな（失笑）。それがＪ２に降格し、チームも崩壊状態なようで。ここの社長は自分の仕事を罰ゲームくらいにしか考えていないんだと思う。日テレにずっといたかったんだろうな。

新潟には、今シーズン限りで横浜ＦＭから戦力外通告を受けている大島秀夫の来季加入がほぼ決定した。２００７年シーズンの日本人得点王として、山形時代に鈴木淳監督にＦＷとしてのいろはを叩き込まれた鈴木チルドレン（そんな言葉は無い）として、大きな期待がかかる。ってか、神田先生久々にＧＪ。これでアレさんか貴章のどちらかがサブに回る可能性が出てきた。でもＪ１クラブの陣容って、普通はこれくらいの層の厚さはあるだろ。ところがうちのフロントだと、サブの選手をシーズン途中に普通にレンタルに出しそうで怖いな。その前に現有戦力の残留が大前提なんだけど…。

サッカーのこといくつか。

クラブワールドカップが開幕。初戦はアデレードＶＳワイタケレ。実力は圧倒的にアデレードが上だけど、やっているサッカーの内容はどっちもどっち。これならどちらが勝ちあがっても、ガンバ楽勝じゃないかと思って見ていたのだが、どうですかね。ちなみに試合はアデレードが僅差で勝利、ＡＦＣ決勝で敗れたガンバ大阪に対するリベンジの機会を得た。

湘南ベルマーレの新監督に新潟をＪ１へ昇格させ、北京オリンピック代表も率いた反町康治氏の就任が決定。オリンピックで惨敗し、監督としての株を下げた反町氏だが、湘南の監督に就任し再び株を上げることができるか。個人的にはＪ２チームをＪ１へ上げるくらいの力は持っている監督だと思うので、来年の湘南には注目してみるかね。

浦和レッズの坪井が年俸ダウン提示に怒りの保留とのこと。本人は不満のようだけど、外から見ている俺に言わせりゃとーぜんだろ、と。アンタ、今年のチーム成績見てみなよ。

新潟は寺川と慶治に戦力外通告（あと諏訪も）。困ったときのテラ頼みも今年限りなのは寂しい。全員が現役続行を希望しているということで、はやく次のクラブが決まるといいね。反さんどうよ？

残留

アルビレックス新潟　３　－　２　ガンバ大阪

はじめに、雨、霰、雪に強風と、厳しい環境下で気持ちの入ったすばらしい試合を見せてくれた選手たちに感謝します。

他の試合に関係なく、自力で（←ここ大事）残留を決めました。

勲が、松下が、そして最後の最後に内田が決めてくれました。

松下のゴールはクロスがそのまま決まったものだけど、今シーズン大きく成長し、新潟の左サイドで代えの利かない選手としてこれまで頑張ってきたことへ、神様が与えてくれたプレゼントだったように思います。

それにしても、後半ロスタイムに内田の決勝ゴールが決まったときには泣いたね、マジで（実は勲の先制ゴール時にも結構きてたんだけど）。

内田も試合終了後のヒーローインタビューでは涙をこらえているように見えた。選手たちも苦しかっただろう、その想い。残留を願うサポーターの想い。それらを全てのせたシュートを決めたのだから、当然だ。

今シーズンの成績に一番責任を感じていたのが内田ではなかったか？これまでもその思いを何度も口にしていた。その内田がチームを残留に導くゴールを決めるとは、なんというドラマだろうか。

それにしても今年は長く、苦しいシーズンだった。これでようやく他会場の試合結果や星取り勘定を気にする日々からも開放される。

それでも、最後は全員が笑顔でシーズンを終了することができた。新潟よりもはるかに上の順位で賞金獲得できる７位を決めても、最終節にホームで惨敗するクラブもある。それに比べれば幸せな終わり方ではないか。

で、たった今だけど今シーズン最後のオチがスーパーサッカーで勲がコメントしているときのテロップが内田潤って。。。。