横浜FM 0 - 2 新潟
J1第33節、相手は勝てば文句なしに優勝が決まるマリノス。対する新潟はACLも降格も無い8位と、例年ならモチベーションが保ちにくく気の抜けた試合をすることも多い時期なんだけど、今年の選手達の目の輝きはどうか。
順位なんて関係ない。相手に自分たちが積み上げてきた新潟のサッカーを見せつけてやろう。ここにきて勝利を渇望している。今節新潟の餌食になったのが首位のマリノスだった、それだけのことかもしれない。
新潟の選手たちはいま、サッカーが楽しくてしょうがないのではないかな。今やっているサッカーは開幕戦とさほど変わっていない。変わったのはこのサッカーで結果がついてくるようになったことだ。結果が出たことによって選手の自信となり、さらに研ぎ澄まされていく。今の新潟が首位チームに勝ってもこのチームを見続けてきたサポーター(と宮澤ミシェル(笑))にとっては驚くことではないと思う。
そしてそれは選手たちにとっても同じだろう。自信があったはずだ、自分たちのサッカーをすれば勝てると。
結果は2-0で快勝。後半マリノスが盛り返してきたが、1試合を通して新潟のゲームだったと思う。
後半戦首位の新潟がシーズン首位のマリノスに6万人のアウェーで勝った。
タイトルには全く縁がないチームだけど、俺、新潟サポでよかったと思った。
残り4節の段階で黄紙リーチが7人もいたけど、その間カードをもらったのは舞行龍ただ一人。最終節もベストメンバーで戦える。
最終戦も勝ってリーグ5連勝、ホーム9連勝、賞金圏内の7位で終わろう。そして願わくば来年もこのメンバーでの闘いを見せてくれ。そうすれば新潟はいったいどこまで行けるのだろう。