鹿島アントラーズ 0 - 1 アルビレックス新潟
勝てば首位との勝ち点差4、負ければ10。勝ち点6の意味がある試合は我等の勝利に。
そうそう、先に言っとくけど今日のブログは長くなるよ。
試合開始前から勝つ気満々だったけど、鹿島のスタメンがボロボロだった前節から大岩と伊野波を入替えただけと知り、ますます勝てると思った。さらに選手入場前(新潟だとエルビスを歌う時間)に鹿島2階席ビッグフラッグがグダグダで全然開かない有様を見て、さらに勝利の自信を深めた。
そんで試合開始。最初の5分間を見て、その時点で先制点さえ取れば勝てると確信した。
なんでって、鹿島が全然鹿島らしくない。磐石の布陣を誇り、対戦相手の攻撃を受けても悠然とし、まさに王者の風格でここまで勝利を積み重ねていた鹿島の姿はそこにはなかった。この試合での鹿島からはあせりがありありと見て取れた。はっきり言って攻め急ぎすぎ。縦に早い攻撃は時に脅威ではあるが、一本調子である上にパスに正確さを欠いてしまえばその威力は半減というもの。勝利から見放され、冷静さを欠いた鹿島が相手であれば先制点、これさえ奪ってしまえば鹿島は崩壊する。そう思った。
まあ、これは半分正解・半分不正解だった。先制して確かに勝てたけど、鹿島が崩壊することはなかった(ぎりぎりで踏ん張った感じだけど)からね。
でも先制点は理想的な展開だったよなー。中央から右に展開して、うっちーからいいクロスが入り、フィニッシュはマルシオの芸術的なシュート。足の裏やん。何年か前、埼スタでのエジのライダーキックゴールを一瞬思い出したよ。それにしても、こういう素晴らしいプレーが連続して繋がってのゴールってホントに気持ち良いわ。
最後まで厳しい試合だったけど、うちは今シーズンアウェイでは守りきれちゃうんだよね(アウェイ14試合で7失点)。予定通り守りきって鹿島スタジアムでの初勝利をゲット。
この勝利で広島を抜いたけど、得点数で川崎に抜かれ前節と同じ5位。でも首位との勝ち点差は4まで縮めた。
残り6試合で勝ち点差4。本当に大きい、大きな大きな勝ち点3を手に入れた。
どのくらい大きいかというと、目標をACL出場権を得る3位以内ではなく、優勝に上方修正させる。優勝とその他大勢くらいの差がある勝利なのよ。
GO ACL のコレオが掲出されたとき、それを当然と思うサポーターと同じくらい、気が早いと批判するサポーターも多かった(自分は優勝じゃないの?派だったけど)。それがどうよ、今この時点でもそんなこと言えるかい?
監督は前節勝利後の会見でもっと上を狙うと公言し、選手からも優勝の2文字を聞く事が多くなった。そして鹿島からの勝利後、スタンドでは優勝を口にするサポーターが沢山いた。
シーズン開始前、タイトル獲得を目標に掲げたクラブに対し、鈴木監督は記者会見でこう言っていた。
「タイトルはクラブ・選手・スタッフ・サポーターが同じ方向を向いたときに獲れる」と(コメントは記憶頼りで書いているので、正確には違うと思います。でも意味は間違っていないはずです)。
ようやくサポーターもそっち(優勝)を意識するようになった。監督がシーズン前に言ってた状態になったんだよ。こりゃもう優勝しかないでしょ。
勝ち点差が4とはいえ、まだ4チームも上にいる。そして上の4チームは全て優勝を信じているだろう。逆転は容易なことではないよ。
でも、俺は信じるぜ。サポーターが信じなきゃ、実現出来っこないもの。