中央アルプスの主峰、木曽駒ケ岳。8月31日に登ってきました。ルートはもちろん千畳敷カールから。標高2612mまでロープウェイで行けちゃうんだからなぁ。。。
30日(仕事を終えて)夜行の高速バスで松本に出て、松本駅から始発の辰野行へ乗車。辰野で飯田線に乗り換え、駒ヶ根駅下車。駒ヶ根駅でロープウェイ乗り場のしらび平行バスへ乗り換え。しらび平着が9時過ぎ、これが自分が調べた中で最も早くしらび平へ行くルートです。
千畳敷はね、数年前から機会があったら行きたいなぁと思っていた場所でして、やっと今回機会が巡ってきたわけです。とにかく人気の観光地なもんで(シーズンだとロープウェイが2時間以上待つらしいっすよ)、休日にはちょっと行きづらいな、と。そんで8月31日(金)は夏休みの残りを1日取っていたんで、数日前にもうこの日しかねーだろ、と決めちゃいました。そして自分の目論見通りけっこう空いてましたよ(まぁ、天気もいまいちだったんだけどね。。。)
冒頭の写真だとただの丘にしか見えないけど、標高2956mの高山なんですよ。千畳敷カールから途中の乗越浄土を通過するあたりでは軽く高山病にかかったもんね。そりゃあさ、いつも海抜10m程度の場所で生活している人が、ロープウェイでたったの7分30秒で2600mのところに上げられたうえ、いきなり急登を登らされたらちょっとおかしくもなりますよ。
もっとも乗越浄土以降はなだらかな場所が多いので息を整えながらゆっくり歩いたらそのうち治ったけどね。
途中、中岳(ここですら2925m!)を超えたあたりで撮ったのが上の写真。さすがに標高が高いから、ハイマツと岩と砂礫ばかり。
でもところどころコマクサがまだ咲いていたりして(終わりかけてるけど。。。)、山の斜面も見た目通り急ではないので景色を見ながら登るのが楽しいね。
そして木曽駒ケ岳山頂だぜ。残念ながら雲が多くて、景色はほとんど見えません
晴れていれば南アルプスや御嶽山の眺望が素晴らしいはずなのに。。。あと、雲ばかりだと3000m近い高度にいるのに、山の高さがいまいち実感できないんだよなぁ。またいつか行くしかないかぁ。
山頂にいるときに少し雲が取れた瞬間に撮影しました。右が三ノ沢岳で、左の半分雲に隠れているのがこの後に行くことになる、千畳敷のシンボル(?)宝剣岳。
この日一番天気が良かったのが、この後駒ケ岳を下ってから宝剣岳に登るまでだったかなぁ。
ま、その行程はまた後で。