NHKの土曜ドラマは、印象に残るドラマが多いです。
先日終わった「チェイス~国税査察官」も、
色々思いを巡らせながら見ていました。
出演している俳優の方たちも魅力的で、
過去にも、NHKの土曜ドラマがきっかけで、
自分の中で注目し始めた役者さんはたくさんいます。
今回の「チェイス」の麻生久美子さんが約10年前に出ていた、
「喪服のランデブー」というNHKドラマは、
自分の中でも特に印象に残るドラマです。
藤木直人さんが哀しくも復讐に走るというストーリー、
今回の「チェイス」も復讐というキーワードはありながら、
単純にそれだけではない、
・・・そういったところが、なんとなく共通点があるように思いました。
厳密には「ありえないよ、こんな話」という場面もあるし、
中盤は「どうなっちゃうんだろう」と盛り上がりながら、
後半は退廃的な流れが見え隠れしてもの哀しく、
細かな点はわからないまま終わってしまいました。
自分の中で印象に残るドラマになるかどうかは、
もうちょっとしてから、わかるでしょう。
それにしても、男の子が母親に抱く思いとは、
こんなに深いものなのか