~1990年3月イ-スター島*二日目・ラノ・カオへ~
日曜日の朝、薄暗いと思いましたが、天気はいいようです
8:00am頃から明るくなり始めたので、標準時の関係なのでしょうか?
朝食後、民宿のおじさんが「教会に行く」と言っていたので、
我々も興味本位で(すみません)ついていきました。
おじさんはフリルのついた白いシャツに着替えて、よそいきモード。
友人のクミちゃんは結構ウケていました。
教会は「イースター島にこんなに人がいたんだ~」と思うほど人が集まっていて、
賛美歌は力強く、宗教のちから・・・というのかな・・・を感じました。
さて、その後の計画は、「地球の歩き方」というガイドブックを参考に、
島の南西部にある、ラノ・カオという火口湖を見に行くことにしていました。
食料などを買って、さぁ出発
ガイドブックでは、歩いて片道1時間半くらいとあります。
学生だった私たちは比較的歩くのは苦にならないので、
のんびり歩き始めましたが、途中から、お互い、
「思ったより時間かかるかも・・・?」と疑念がわいてきました。
火口湖を見るために登りが続くのですが、先が見えない
そして、ここで、レンタルバイクをひきながら、下りてきた、
日本人学生(男)と出会いました。
彼によると、「地球の歩き方」はかなりの健脚向けに書かれている
ということなので、時間も、多めに見積もったほうがいいとのことでした。
ちなみに彼は借りたバイクが故障してブルーになっていた模様で、
あまり話すことなく、その場を去って行きました。
とはいえ、この先を行けば間違いなくラノ・カオに着くことがわかり、
クミちゃんも私も少し元気復活
そして、彼の情報によって翌日からのスケジュールも見通しが立ち、
そんなことを話しながら、ラノ・カオに到着
暑いながらも、海から吹くような風が心地よく、火口湖も神秘の色合いで、
来た甲斐がありました
周辺のオロンゴの遺跡というのも見ましたが、実はあまり印象に残っていません。
日記を見ると、オロンゴで450P(約225円)払っているのですが、
そういった施設があったかさえ、覚えていないのです。
とりあえず、海の深い青さの美しかったことに感動しました。
そして、ここでもほとんど人間に会うことはありませんでした。
観光客の皆様はいずこへ~ ~続く~