数年前に仕上げた、
箱根寄木細工をヒントにしたパッチワークキルトです。
しばらく折り畳んでいたのと、
撮影時に風に吹かれてしまったため、
ずいぶんゆがんでおりますが、
実は、作品自体も少々ゆがんでおります。
その作品を作った年、
箱根寄木細工の工芸館のようなところへ行きまして、
職人のかたが実際に寄木を作っているのを見て、
純粋に感動いたしました。
木の種類で色が違うのを組み合わせて、
模様を作るのですが、
それはパッチワークのトラディショナルなパターンと似ています。
それに触発されて、茶系の布を用いて、
思いつくままパターンをいくつか縫って、
あとでまとめればいいや~なんて思っていたのが、
・・・まとまらなくなってしまい、
むりやり、まとめたために、
作品にゆがみが生じてしまいました。
もっとも、始めから思いつくままに縫っていたわけで、
自己満足の作品なので、
そのまま仕上げてしまいましたが。
サークルの作品展で飾るときには、
多少ひっぱったりしてまっすぐに見えるように飾りました。
その後、家で飾ることもなく、
折り畳まれておりましたが、
サンプラーキルトのパターンにも取り入れてみたくて、
久々ひっぱりだしてみました。