モアイのためいき

日々のこと・ハンドメイド・若い頃の旅など

雪の日の思い出

2010-02-13 23:19:08 | 日記

深々と冷える土曜日。

パートに出勤するのに、念の為、

スパッツとクロスウォーカーを重ね履きし、

靴下も2枚重ね、颯爽と小雪の中歩けば、

そんなに寒くなかったような気もします。 

思えば高校生のころは、今よりもっと雪が降っておりました。

横浜市に住んでいましたが、

1番ひどく降ったのは、今も忘れない・・・。

日曜日に部活で朝登校して、

体育館で部活して、昼に扉を開けたら、急に30㎝くらい雪が積もっていたこと

その少し前にも雪が結構降って、路線バスが止まり、

友人さっちゃんと、家まで2時間、ローファーで歩いて帰って、

その時はおしゃべりしながら、

「意外と歩けるもんだね~」と元気だったのでした。

後から考えると、その時はさらさら雪で、

風も強くなかったのでしょう。

さて、日曜日の部活の時も、

「さっちゃんと歩いて帰れば大丈夫だ」と軽く考えていたら、

この日は風も強く、吹雪の様相で、雪も重く、

少し歩いただけで足がじんじんして、

とても家まで歩いては帰れないと判断。

どうやらバスも電車も止まったらしい。

近くの生徒は歩いて帰りましたが、

電車、バス通学の生徒は、

しばらく様子を見ようと、暖房がつく高校の事務室で、

先生も含めて6人位で、

のん気にトランプで大富豪か何かをしておりました。

しかし・・・雪は降り止まず、さすがに先生があせってきて、

「車で行ける所まで送るからそこから歩きなさい・・・」と。

そして、車で走り出したけれど、

あちらこちらの通れそうな道を探しましたが、

吹き溜まりのようになっていたり、路上に車が立ちふさがっていたりで、

どうにも行く手を阻まれ・・・。

結局、高校に戻ることになってしまいまして・・・。

このままでは家に帰れない・・・という状況になってきて、

「事務室に泊まらせてください」って言ったけれども、

それは先生に却下され、

高校の近くに住んでいる友人のお宅に、先生が電話して、

急遽、同じ部活のスミちゃんのお宅に、

さっちゃんと泊まらせてもらうことになりました。

その頃には辺りも暗くなって、

確か大雪の為に停電して、

スミちゃんのお宅で、ろうそくで過ごしたような記憶が・・・。

翌日、月曜日、まだ交通がかなり乱れていたためか、

高校は時間繰り下げ登校で、

私とさっちゃんはスミちゃんのお宅から、のんびり登校。

日曜日の部活の日には、

スクールコートではなく普段着のコートを着ていたので、

目立ってしまったのも懐かしい思い出です。

通っていた高校は比較的自由な県立だったので、

服装も咎められはしなかったのですが。

温暖な横浜で、家に帰れなくなる大雪は後にも先にもこの1度。

ですから、その後、「都会で大雪」と言われても、

それほどに感じないのであります。

今日は小雪がちらつく程度ではありましたが、

仕事先で高層階から街を見ると、

・・・真っ白・・・  積もることはない小雪でも、

上空から見ると、街を白く染めているのですね。


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