相方(夫)の通勤電車の車窓から、川が見え、
その土手が気持ちよさそうというので、
散歩に行ってみました。
季節柄、地元のお子さんたちが作ったこいのぼりが、
橋につけられているのが、風にのって泳いでおりました。
川は「鶴見川」という横浜市の北部を流れる川で、
のんびりのんびり歩きまして・・・。
特にこれといった名所があるわけでもなく、
とりあえず、駅ひとつ分歩きましょうという感じで、
それでも、川は蛇行しているせいか、結構歩いたように思いました。
川岸の植生についての看板があり、
西洋から来た植物のせいで日本古来の植物が減ってきているのを、
元に戻していこうという活動をしているらしいです。
ちょうど、草刈をしている脇を通り、
久しぶりに、むせかえるような青々とした香りを嗅ぎました。
途中、1ヶ所、お店がありました。
「リバーサイド○○」という商店で、休憩もできるようになっており、
定食、おにぎり、ビールとおつまみ、駄菓子、飲み物などなど、
極めて家庭的(?)なお店。
相方曰く「今日の散歩でのMVP」。
私も、「リバーサイド」にはツボりました。
散歩も終わりごろ、
目の前には新横浜国際競技場・・・日産スタジアムが見えてきて、
その近くの「鶴見川流域センター」という建物に入ってみました。
川に住む生き物が、水槽で見られるようになっています。
GWだというのに、入館者は数人だけ。
せっかくの展示物がもったいないなぁ。
相方曰く「事業仕分けの廃止の対象になりそう・・・」。
私はこういうドメスティックな展示館、好きなので、
ゆっくり見たいのだけれど、
大人が食いつくように見ていると変に思われるのではないかと思って・・・
つい、駆け足で見てしまう。
こういう時、こどもに帰りたい。変な見栄をはらなければいいのかな。
自分も若い頃、電車の中からよく見ていた鶴見川。
初めて川沿いを歩いて、川の方から電車を見て、
違った視点で物を見るのも楽しいね。
5月の心地よいお散歩、約1万歩でございました(ちい散歩風)。