杯が乾くまで

鈴木真弓(コピーライター/しずおか地酒研究会)の取材日記

アメリカ西部モーターハウス旅行4~アンテロープキャニオン

2012-08-27 09:41:04 | 旅行記

 ベストフレンズアニマルソサエティのあるユタ州ケナブを後にして、ふたたびアリゾナ州に戻り、この日はレイクパウエルにあるRVパークにチェックイン。翌8月9日(木)は、ナバホ・ネイション(ナバホ族居留地)にあるアンテロープキャニオンの写真ツアーに参加しました。

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 アンテロープキャニオン、旅行前に友人のデザイナーさんからおススメスポットとして聞いていた場所。ガイドブックを見たら絵画のように美しい峡谷だったので、一眼レフの充電バッチリ、電池の置き忘れもないよう入念チェックしていざ出陣。

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 ツアー会社の受付では、出発前にこんなパフォーマンスも見せてくれました。

 

 

 

 

 

 

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 ナバホ族のガイドさんが運転するツアー専用車はトラックの荷台に長椅子をのっけただけ。これで、砂漠の凸凹道を猛スピードで走るものだからビビりまくり。同乗したインド人ファミリーの子どもたちはキャッキャキャッチャと大喜びです。…私はひたすら遊園地のアトラクションに乗っているんだと言い聞かせてました(笑)。

 途中、エンコしたツアー車からお客さんを拾ったので、おしくらまんじゅうの満員電車状態。エンコしたまま放置されているImgp0477車を何台か見掛けました。・・・日本の観光地だったら大問題になるのでしょうけど、ここは、なんというのか、とにかくお客さんたちも「しゃ~ね~なぁ」って感じでみな大らかです。

 

 

 

 

 

 アンテロープ・キャニオンは、ロッキー山脈が隆起したときに出来たコロラド台地の一部。モンスーンの時期に、周辺の柔らかいナバホ砂岩を鉄砲水が侵食し、岩を削り、砂をまきあげ、不思議な形状を象りDsc00725
ます。内部は毎年の雨量によって変化し、幅が狭くなったり広がったりするそう。1931年にナバホ族の12歳の少女によって発見され、牛やアンテロープ(カモシカ類)などの家畜を放牧しては冬場にシェルターとして活用していました。

 1990年代になって観光地化され、ナバホ・ネイションにとって貴重な観光収入源となったそうです。ちなみに彼らはこの地をツェー・ビガニリニ(Tse bighanilini)「水が岩を流れる場所」と呼んでいます。

 

 

 

 

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 内部は全長150メートルぐらいなんですが、写真を撮りながら40分ほどじっくり廻りました。以下は写真でお楽しみください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 高いところで30メートルぐらい。

 

 

 

 

 

 

 太陽光を撮るなと注意されたけど、どうしても上を見上げたくなるんですね・・・。

 

 

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 この天井、ハート形になってます?

 

 

 

 

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 ここにもしっかり喜久醉一升瓶を持ってきました。ナバホ族のガイドさんが「なんじゃそれ?」と聞くので、妹の夫ショーンが「日本の貴重なレジェンドボトルだ」と応えてました(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 赤色を強め、太陽光がスポットライトみたいに射し込む瞬間を狙いました。ガイドさんが砂を捲き上げてくれて、スモークのような効果も。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 一緒に廻ったインド人ファミリーの奥さんが、光を掌に受けるポーズを取っていたので、とっさに白黒モードにして横からカシャリ。

 彼女に見せたら恥ずかしそうに笑ってました。連絡先が判れば送ってあげたいんだけど、名前も聞かず、別れてしまいました・・・。

 

 


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