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NY 都会の若者も夢中に!ルーツミュージック

2018-04-18 07:00:00 | 報道/ニュース

3月24日 キャッチ!


アメリカの音楽のイメージはロック ヒップホップといろいろあるが
最近若者の間で100年ほど前に流行していた音楽が注目されている。
“ルーツミュージック”と呼ばれている。

夜のブルックリンにどこか懐かしい音色が響く。
ルーツミュージック専門のライブハウスである。
ルーツミュージックは19世紀のアメリカで庶民の暮らしの中から生まれた音楽である。
閉じの人々にとって音楽は厳しい労働のあとの団らんに欠かせないものだった。
♪お母さんに会ったら伝えて
 私は旅にでると
 あの人を失った悲しみを癒すため
 涙を流しながらゆっくりと歩き続ける
この素朴な味わいが都会の若者たちを引き付けている。
(ライブハウスの客)
「とても古い歌だけど
 シンプルだからこそ心に響くんだ。」
「歌が暮らしの中にあったことを実感できるんだ。
 古き良きアメリカらしさがある。
 これが僕のルーツだって感じるね。」
店のオーナー ジェフ・ウィリーさん。
使われていなかった店の倉庫を自分で改装してこの店を起ち上げた。
(店主 ジェフ・ウィリーさん)
「家族や友人が集まって演奏し
 親から子へと受け継いできた。
 そんな伝統をここからもう1度広げていきたい。」
この店の活動は夜のライブだけではない。
学校帰りの子どもたちがここでルーツミュージックを学んでいる。
(生徒)
「歌に歴史や物語が詰まっていて楽しいの。」
週2回のクラスはキャンセル待ちが出るほどの人気である。
(店主 ジェフ・ウィリーさん)
「子どもたちは僕も知らない古い歌をネットで見つけてくる。
 興味を持ってくれるのはとてもうれしいね。」
店の地下は古い楽器の修理工房。
農家の納屋などに眠っていたものを知り合いから譲り受け
ウィリーさん自らが修理している。
バイオリンは全て100年以上前のもの。
実は農家の手づくりである。
(店主 ジェフ・ウィリーさん)
「見てくれ。
 ブタの顔だよ。
 こんなの誰が作ったたんだ?」
楽器を買うお金がない貧しい農民たちが見よう見まねで作ったものである。
(店主 ジェフ・ウィリーさん)
「歌は家族から家族へずっと歌い継がれてきた。
 そんな人たちの思いを手作りの楽器が伝えているんだ。」
人々の暮らしとともにあったルーツミュージック。
今ここから新しい世代に受け継がれようとしている。 

 


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