今年もやってきました、アメリカのアカデミー賞授賞式。
僕がアカデミー賞を意識して映画を観るようになったのは、「アメリカン・ビューティー」との出会いが大きかったと思う。
それまでは存在は知っていたものの、それを映画鑑賞の評価や観に行く基準にしたりはしなかった。
だが、「アメリカン・ビューティー」に出会ってからは、やはり他人の、しかも映画通たちが決める映画の評価は、ある程度信憑性があるのだと痛感したも . . . 本文を読む
評価点:77点/1980年/アメリカ
監督:ロバート・レッドフォード
アカデミー賞の作品賞、監督賞受賞の名作。
コンラッド(ティモシー・ハットン)は、兄バックの死後、自殺をはかり、精神科の病院に入っていた。
退院後、一ヶ月経ったが、どうしても周りと打ち解けられない。
その様子を見かねた父(ドナルド・サザーランド)は、バーガー(ジャド・ハーシュ)という分析医を息子に紹介する。
はじめは渋ってい . . . 本文を読む