昨年はブログ化したこともあり、一年の総決算のような記事も書こうと思う。
2008年は結局24本の映画を観ることができた。
たしか2007年は17本程度だったと思うので、それから考えれば、よく観たものだ。
仕事帰りに衝動的に観に行ったこともあったので、それで伸びたのかもしれない。
映画を観に行くのが趣味、というとどれくらい観るんですか、と言われる。
今年は24本というと驚かれる。
だが、こういうサイトをしていると、他の映画サイトを見に行くことが増えたが、上には上がいるものだ。
年間60本や100本観るという人もざらにいる。
そういう人たちはどういう生活やどういう仕事をしているのか気になるところだけれど、まあ、それは置いておこう。
とにかくまだまだ映画初心者の気持ちを忘れずに、のらりくらりと総括を始めてみよう。
(※点数と多少上下するかもしれないけれど、それまた一興。)
1位:「JUNO」
誰から訊かれても、2008年はこれで決まりだ。
まさかこんなに良い映画と出会えるとは思ってもみなかった。
それほどこの映画は完璧だ。
完璧、というと少し違うかもしれない。
けれども、これほどのまとまりをもった映画も少ない。
観ていない人は、もうレンタルされているし、買うこともできるので、どうぞ。
2位:「バンテージ・ポイント」
これを観たときは、ラストで鳥肌が立った。
複雑な事件を23分間というなかに押し込めてしまった脚本と演出はすばらしい。
アラを探せばきっと探せるはずだが、それでもラストに収斂される瞬間は、一ミリも狙いを外さないピッチャーのようだ。
3位:「ハッピー・フライト」
邦画を見に行く機会が増えた年でもあった2008年。
その中でも、これは抜群だ。
こういう映画が増えてくれることを切に願う。
矢口監督を観たのは初めてだったが、他の作品も観たくなった。
4位:「ノーカントリー」
映画館で一度、飛行機で一度観た。
オスカーも納得の一本。
この映画がオスカーに選ばれることがちょっとうれしいし、やっぱりアカデミーはあなどれないな、と思わせる。
5位:「おくりびと」
本木雅彦主演の邦画だ。
ちょっと後半冗長気味だったのが残念だったけれど、文句なしに勧められる映画であることには変わりない。
万人受けするという意味でも、良い映画だと思う。
6位:「崖の上のポニョ」
僕の周りでは酷評されている作品。
僕はこういう「説明できない魅力」が宮崎作品の原点だと思う。
みんなわかりやすい作品を求めすぎなのだと思う。
もっと単純に楽しめば、いいと思うよ。(シンジ君ふうに)
7位:「ブラインドネス」
年末にあった、記憶に新しい作品だ。
日本人が出ているとか出ていないとか、そういうのは抜きにしてテーマの重さに感動する。
見ると言うことが、どれだけ大切か、逆にどれだけ見ることに頼っているのか、盲点を突かれるような映画だった。
8位:「28週後」
2008年最初に観に行った作品。
滑り出しとしては、良い作品を選んだ。
ゾンビ映画だけれど、一貫性のあるテーマが、それを忘れさせるほどうまい。
怖さはゾンビからくるものではなく、ゾンビを怖いと思う人間からくるのだ。
部屋を暗くしてご覧になることをお勧めする。
9位:「ゲット・スマート」
これは外せないでしょう。
映画がそこそこ好きな人にこそ、お勧めしてあげたい一本。
のっけからアイロニカルなギャグの連発で、しかも映画の筋もしっかりしている。
こういう映画を撮らなきゃね。
10位:「ランボー 最後の戦場」
シルベスター・スターローンの渾身の作品。
物語設定といいメッセージ性といい、熱い作品だ。
戦争映画が嫌いな人も、見て欲しいな。
これを見た後に「トロピック・サンダー」を見れば、ばっちりだ。
最低映画もあげておこう。
文句なしに楽しめない、そしてその楽しめないことを楽しむ映画は「紀元前1万年」だろうか。
あるいは、「スウィーニー・トッド」かな。「NEXTネクスト」も捨てがたいな。
とにかく、いつも思うことは、映画は年に1本あたり映画を見つけることができればもうけものだ。
その1本を見るために、何十本という駄作を積み重ねるのだ。
だが、その1本を見つけてしまうと、やはり良い映画を見たいものだ心底思ってしまう、ということ。
ということで、今年もまた足繁く映画館に通おうと思う。
2008年は結局24本の映画を観ることができた。
たしか2007年は17本程度だったと思うので、それから考えれば、よく観たものだ。
仕事帰りに衝動的に観に行ったこともあったので、それで伸びたのかもしれない。
映画を観に行くのが趣味、というとどれくらい観るんですか、と言われる。
今年は24本というと驚かれる。
だが、こういうサイトをしていると、他の映画サイトを見に行くことが増えたが、上には上がいるものだ。
年間60本や100本観るという人もざらにいる。
そういう人たちはどういう生活やどういう仕事をしているのか気になるところだけれど、まあ、それは置いておこう。
とにかくまだまだ映画初心者の気持ちを忘れずに、のらりくらりと総括を始めてみよう。
(※点数と多少上下するかもしれないけれど、それまた一興。)
1位:「JUNO」
誰から訊かれても、2008年はこれで決まりだ。
まさかこんなに良い映画と出会えるとは思ってもみなかった。
それほどこの映画は完璧だ。
完璧、というと少し違うかもしれない。
けれども、これほどのまとまりをもった映画も少ない。
観ていない人は、もうレンタルされているし、買うこともできるので、どうぞ。
2位:「バンテージ・ポイント」
これを観たときは、ラストで鳥肌が立った。
複雑な事件を23分間というなかに押し込めてしまった脚本と演出はすばらしい。
アラを探せばきっと探せるはずだが、それでもラストに収斂される瞬間は、一ミリも狙いを外さないピッチャーのようだ。
3位:「ハッピー・フライト」
邦画を見に行く機会が増えた年でもあった2008年。
その中でも、これは抜群だ。
こういう映画が増えてくれることを切に願う。
矢口監督を観たのは初めてだったが、他の作品も観たくなった。
4位:「ノーカントリー」
映画館で一度、飛行機で一度観た。
オスカーも納得の一本。
この映画がオスカーに選ばれることがちょっとうれしいし、やっぱりアカデミーはあなどれないな、と思わせる。
5位:「おくりびと」
本木雅彦主演の邦画だ。
ちょっと後半冗長気味だったのが残念だったけれど、文句なしに勧められる映画であることには変わりない。
万人受けするという意味でも、良い映画だと思う。
6位:「崖の上のポニョ」
僕の周りでは酷評されている作品。
僕はこういう「説明できない魅力」が宮崎作品の原点だと思う。
みんなわかりやすい作品を求めすぎなのだと思う。
もっと単純に楽しめば、いいと思うよ。(シンジ君ふうに)
7位:「ブラインドネス」
年末にあった、記憶に新しい作品だ。
日本人が出ているとか出ていないとか、そういうのは抜きにしてテーマの重さに感動する。
見ると言うことが、どれだけ大切か、逆にどれだけ見ることに頼っているのか、盲点を突かれるような映画だった。
8位:「28週後」
2008年最初に観に行った作品。
滑り出しとしては、良い作品を選んだ。
ゾンビ映画だけれど、一貫性のあるテーマが、それを忘れさせるほどうまい。
怖さはゾンビからくるものではなく、ゾンビを怖いと思う人間からくるのだ。
部屋を暗くしてご覧になることをお勧めする。
9位:「ゲット・スマート」
これは外せないでしょう。
映画がそこそこ好きな人にこそ、お勧めしてあげたい一本。
のっけからアイロニカルなギャグの連発で、しかも映画の筋もしっかりしている。
こういう映画を撮らなきゃね。
10位:「ランボー 最後の戦場」
シルベスター・スターローンの渾身の作品。
物語設定といいメッセージ性といい、熱い作品だ。
戦争映画が嫌いな人も、見て欲しいな。
これを見た後に「トロピック・サンダー」を見れば、ばっちりだ。
最低映画もあげておこう。
文句なしに楽しめない、そしてその楽しめないことを楽しむ映画は「紀元前1万年」だろうか。
あるいは、「スウィーニー・トッド」かな。「NEXTネクスト」も捨てがたいな。
とにかく、いつも思うことは、映画は年に1本あたり映画を見つけることができればもうけものだ。
その1本を見るために、何十本という駄作を積み重ねるのだ。
だが、その1本を見つけてしまうと、やはり良い映画を見たいものだ心底思ってしまう、ということ。
ということで、今年もまた足繁く映画館に通おうと思う。
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