前々から、一度は寄りたいねと言っていた場所が、神居古潭。
でもなんとなく近寄りがたいというか、明るく楽しく寄る雰囲気でもないし。
時間も、日中昼間ならまだしも、どんどん暗くなる時間帯。
また今回も寄らずに素通りだなと思っていたのですが。
「ちりちりハウス」と「神居古潭」となると、なんだかそういう類のスポットめぐりに思われそうだけど、
全然そういう気持ちは無し。
時間も遅いし、とりあえず神居古潭トンネルに入る手前を左折して、
どんな感じか、文字通り感じてみて、マズそうなら帰ろうということに。
この写真を写したのが18時11分と記録されてます。
私と娘の二人組、男女二人、賑やかなおばちゃん3人組が、ほぼ同時にこの場に集まりまして。
(わ~い、一緒だと安心したのに、向こう岸について振り向いたら、
他のひとたちは橋を渡りきらずに引き返してしまったらしい。薄情者めが。呉越同舟やろ)
で、薄暗くなりかけていたせいもあり、写真の写りが良くないのが多々ありますので…・。
吊り橋。
この小鳥さん、本当に虫がくちばしについていた。
渡ります。
すっごく静かです。もっとゴウゴウ荒れ狂う感じかと想像していたのですが。
…ついさきほど知ったのですが、深すぎるため、逆に静かな流れになるそうな。
最深部は70メートル…。
橋脚(でいいのかな?)も打てないほどの深さだから吊り橋なんだそうで。
いやぁ、今知って鳥肌ぶるるってきてしまいました。
時間差でやられてどうするなんですけど。
この朽ちた線路を見て、あ、来てよかったなと。
この奥にトンネルがあるとは知らなくて、行きませんでした。
知ってたら、どうしたかなぁ。明るい時間帯なら入口付近まで行ったかも。
昭和7年、 当駅付近で岩盤が崩落、走行中の蒸気機関車がこれに衝突し、石狩川に転落、機関士ら2名が殉職する惨事となった
↑ウィキから引っぱってきました。
ここらへんから、どんどん暗くなりはじめまして。
電柱は木製。
『スズメがあんなところにいる』と、娘。
暗い地面を指さしている。
見ると。
スズメじゃないぞ。
カエルの哀愁漂う後ろ姿がわかるでしょか。
暗くて写らないので、すまん、フラッシュ使用。許せ、カエル。
エゾアカガエルでしょか。5,6センチぐらい。
そう、暗くなってきたなと思ったら、薄暗い中、ここにもそこにもあそこにもエゾアカガエルかもしれないカエルがのそっ。
駐車場に、他の車が一台停まってて、いったい人はどこに行ってるんだ?
で、さぁ帰るぞということになったのですが。
このあと、この日一番緊迫した状況に陥りまして。
国道12号に戻るまでの短い暗い道、ライトに照らされ写る姿は、道路を横断する無数のカエルたち。
ひー、轢くー、轢く轢くやめてーどけてーでして。
まさかここでホラーが現れるとは。
振動も衝撃も滑りも感じなかったから、きっとセーフで切り抜けたんだと思います。
いやぁ、まさかのカエル道路でした。