あっという間に、もう10日が過ぎたんですね。
今回はあまり読んでません。鍼灸治療に行くほどの眼精疲労と娘の帰省。
休み休み、途切れ途切れに読んでました。
さて、いつものように17ページの6行目をアタマから書き写すのみ。
…。
う~ん。
前にも書いたことがありますが、17ページって、区切り的な頁が多いかと。
空行だったり、イラストだったり、章の扉だったり。
村上ラヂオ/村上春樹
おおきなかぶ、むずかしいアボガド 村上ラヂオ2/村上春樹
でも「ハンバーガーを食べたいので、一ドルくれませんか?」と具体的に率直にイメ
エデン/近藤史恵
ぼくに力をくれた人がいる。その力は、ときに翼のようにぼくを軽やかにしたけれど、同時に
自分の体で実験したい 命がけの科学者列伝/レスリー・デンディ+メル・ボーリング
膚を触ってみた。
遺体 震災、津波の果てに/石井光太
墜落遺体 御巣鷹山の日航機123便/飯塚訓
神様 2011/川上弘美
ONE PIECE 巻六十七 〝COOL FIGHT〟/尾田栄一郎
やめよ!!…む…娘が暴力を!!?
ふぅ。今回はなぜかどこかで何かが繋がる重なる本が多かった。偶然なんですけど。
村上春樹氏2冊。「村上ラヂオ」はちょうどイラストのページでした。
私としては「村上ラヂオ2」のほうがいいかな。
「村上ラヂオ3」を読みたいけど、予約がかなり入ってる。今見たら70人ちょっと。
う~ん。半年後にもう一度チェックしてみよう。
その村上氏のエッセイで紹介されていたらしい、「自分の体で実験したい 」
エッセイは読んでなくて、新聞か雑誌の書評で知って読んでみたのですが。
面白かったです、この本。
アメリカで子供向けの書籍(小学校中学年~中学生)として出版された本だそうで、
いやぁ、アメリカの子供だけのものにしておくのはもったいないぞと(笑)。
この本のなかで知っている偉人といえば、キュリー夫妻だけでした。
題名どおり、自分の体で心臓カテーテルの実験をやっちゃったり、
抜歯や手術のための麻酔の発見に挑んだ話とか、
スピードと減速のGの限界に挑戦した人とか、自分の体に熱病の菌を感染させるとか…。
この方たちのとことんがあっての現代の科学・医療ありきでして。
2章の食べ物はどうやって消火されるのか解明したラザロ・スパランツァーニさんの実験はすごい。すごすぎる。
エックス線も光ファイバースコープもないこの時代、どうやって胃腸の働きを調べたか。
いやぁ、興味のある方は読んでみてください。
私もこの章を読んでから、何気なく噛まずに、よく噛んで食べようと意識するようになりました。
「遺体」と見て驚かれたかたも多いかな。
やっと予約していた本がまわってきました。
「墜落遺体」をだいぶ前に読んでいて、あの大震災のときは…と思ったんです。
こういうことってあまりテレビなどでは触れられない。
多くの、次々と運び込まれる遺体を前に、極限状態の中で死者や遺族のために、遺体に携わったひとたち。
火葬場も道路も電気も水も何もかもストップしてしまったなかで、尊厳を守り、動いた人たち。
「遺体」も「墜落遺体」もちょうど17ページは空行だったので、違うページの一文を。
なぜ自分がこんな矢面に立たなければならないんだろう。
自分も同じように被災者でありながら、遺体・遺族の対応に追われる葬儀関係者のひとこと。
あとがきにこう書いてあります。
釜石市では死者・行方不明者千人以上を出したにもかかわらず、
町の機能の半分津波の直接的な被害を受けずに残ったことにより、
同じ市内に暮らす人々が隣人の遺体を発見し、運び、調べ、保管することとなった。
私はそこにこそ、震災によって故郷が死骸だらけとなったという事実を背負って生きていこうとする
人間の姿があるのではないかと考えた。
復興とは家屋や道路や防波堤を修復して済む話ではない。人間がそこで起きた悲劇を受け入れ、
それを一生涯十字架のように背負って生きていく決意を固めてはじめて進むものなのだ。
神様 2011も、これも予約していたのが偶然同じ時期にまわってきた。
1993年の「神様」の2011年3月11日以降の話です。あの日があって物語はどう変わったか。
あとがきに川上さんが描いてるんですね、
19世紀の終わりに、キュリー夫妻が「放射性同位体」というものがこの世界にあることを発見し、と。
自分の体で実験したい でもでてきてた。
エデンは「サクリファイス」の続編。
今は「サヴァイヴ」を読んでます。
ワンピースは、ほら、何を持って6行目としていいのか(笑)。
17ページから適当に一文を。
お、また日付変わってしまった…。
もっと早くに書きはじめればいいのに、ついつい遅くなってしまいます。
さ、投稿しなくちゃ。
中途半端に終わります…。