銅版画制作の日々

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明日の記憶

2006-06-07 | 映画:シネコン

映画「明日の記憶」を観ました。渡辺謙さんが原作本を読み、映画化したいと強い思いで、制作された映画です。後半は涙が止まらないモードになってしまいました。わずか49歳という働き盛りの男性が、医者から受けた宣告は「若年性アルツハイマー」とい病気で、記憶が徐々に失われていきます。治療する薬もなく、多少の進行は遅くできても治す手立てはないのです。仕事にも支障が出始めます。得意先への道も分からなくなったり、約束の時間も忘れる事も多くなります。頭痛にも襲われ人の名前も思い出せなくなり・・・。50歳を前に、職場を去りますその後の彼は病に苦しみ、空虚な毎日の生活を過ごします。そんな夫を妻は、一生懸命支えます。渡辺謙さんの迫真な演技に・・・思わず泣けてきました。妻を演じる樋口可南子さんにも感動「俺が変わってしまっても、俺が俺じゃなくなっても平気なのか?」と夫、「私がいます。ずっと、そばにいます。」と妻・・・・。そしてラストは俺は俺で無くなります。その姿に、妻は号泣でも彼女は変わってしまった夫を受け入れます多分記憶が無くなってしまった本人は分かりませんから、それまでの苦しみは取り払われたと思います。私自身も、主人公と同じ世代です。ひょっとしたら・・・この病に遭遇するかもしれません。心の準備できそうにないな・・・・なんて頭の中をよぎりました

       明日の記憶 公式サイト

       

Comments (7)
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