先日、京都国立近代美術館で「藤田嗣治展」を観てきました。彼はレオナルド藤田という別の名前もあります。晩年はパリに住み・帰化して、再び日本の土を踏む事はありませんでした。彼の作品は日仏会館などや本で観たことがあり・・・凄い作家だという事は知っていましたが、全貌というものは本当に知らなかったです。今回生誕120年の記念として、画業のすべてを紹介された回顧展は大変感動的な展覧会でした平日に行きましたが、多くの観覧者でいっぱい彼の知名度の凄さを実感藤田嗣治(1886年~1968年)は東京美術学校を卒業後フランスに渡り、モディリア二らエコルード・パリの画家たちと交流、とりわけ乳白色の肌をもつ裸婦像で一躍パリの寵児となりました。その後中南米を回り、日本に帰国して作風も写実的へと移行、二科会で活動、戦時中は戦争画を描くなど・・・。戦後はまたフランスへ晩年はこどもや宗教を主題に美しい線と色彩で華麗な作品を残しています。(展覧会の紹介文から抜粋)100点という数の作品はどれもインパクトのある作品です没後38年という歳月を経ても、斬新でお洒落な作品です。興味のある方ですよ
カフェにて(ポスターになってます)
1949~63 個人蔵
室内、妻と私 1923年
笠間日動美術館
展覧会をみる四人の娘 1918年 財団法人三甲美術館
五人の裸婦 1923年
東京国立近代美術館
小さな主婦 1965年 個人蔵
藤田嗣治展についてはこちらから