銅版画制作の日々

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I AM LEGEND  WILL SMITH  

2008-02-23 | 映画:シネコン

 アイ アム レジェンド

 

66億人の絶滅と、たったひとりの生存者ーーーーー

 

12月18日、MOVX京都にて鑑賞、まだ現在上映続行中という長ロングランの作品です。今月末まで、上映されるようです。

 

登場するのは、ウィル・スミス演じるロバート・ネビル(ウィル・スミス)、そして彼の愛犬サムだけ??・・・。広いニューヨークは廃墟化、生きている人間はすべて消えてしまい、静まり返る街に犬とロバートだけなのだ。時は2012年。3年前、地球全土を覆いつくした災厄をくぐり抜け、この街で、そしておそらくは全世界で、ただひとり生き残った男かもしれない。

 

今や唯一の話し相手となった愛犬サムとともに、誰もいない店で買い物をし、DVDを借り、セントラルパークで畑を作って、彼はひとり生きる。店員代わりに並べたマネキン、空母の戦闘機の翼から摩天楼に向かって打ち放つゴルフのショット何をするのもひとり、どこへ行ってもひとり、いつ終わるともしれない究極ののなかで人類滅亡の原因をさかのぼり、再生のための研究を続けることだけが、有能な科学者だった彼のたったひとつの生きる支えだ。

 

自分以外の生存者を探し求めて3年間、毎日無線を流し続けているメッセージにはいまだ誰からも連絡はない。本当にもうこの世には生存者はいないのかその一方、日が沈み太陽のが消えるといっせいに動き出す不気味な影それは人類滅亡後に出現した“ダーク・シーカーズ”その凶暴な群れに襲われれば、ネビルの最後の望みも絶たれてしまうしかし人類再生のための鍵を握っているのも、彼らかもしれない・・・・・・。

果てしない孤独と、迫り来る恐怖。夜毎にダーク・シーカーズの脅威と戦いながら、途切れそうな希望をたぐり続ける日々。やがてネビルは、ある驚くべき事実に気づく

 

ダーク・シーカーズってゾンビ?なのでしょうか。先日鑑賞した「28週後」も似たようなお話???人間がシッコ(感染者)に襲われることによって、凶暴なシッコとなっていくという話。このダーク・シーカーズも同じなのか?

最近このような作品が多いですね。ただこの作品は生存者がたったひとりというところが、重要なポイントなのかもしれないですね。ウィル・スミスも「もし、地球上でたったひとりになったら、貴方はどうしますか?」と質問を投げかけていました。本当に自分だけが地球上で生き残るという極限状態になったとしたら、どんな精神状態になるのでしょうか。孤独がいいとか、一人きりがいいなんて思ったりするけど、それは多くの人間がいてこそ、勝手気ままに生きたいという考える思考感覚だろうし。

 

3年間という長い月日を孤独な状況の中で生きていくロバート・ネビルの心の葛藤はどれほど辛いものなのかを、スクリーンを通して何処まで伝えられただろうか?まさしく絶望に直面しているわけだから、喪失感もただ事じゃないくらいだ。そんな状況の中でどのような生き方ができるのか?

 

ロバートは再生の道を見つけるために、研究を続ける。ほんの少しの希望をもち続けながら・・・・・。

 

作品を鑑賞後、この作品の伝えたいことを考えてみると、単にアクション・アドベンチャーだけではなく、地球上でたったひとりになった男の心理ドラマなのだ。そしてダーク・シーカーズは決してゾンビでもなく、シッコでもないような気がした。彼の孤独の中に潜む、闇の悪魔なのではと・・・・・。そしてその闇の悪魔は、彼が求める希望のヒントの鍵を握る糸口のようだ??

 

 

ウィル・スミス以外のキャストはいるものの、スミスは大半をほとんどひとりで演じるということに、真っ向から取り組んだそしてその経験は最終的に報われたと感じる。とスミスは話す。もちろん不安だったと認めるスミスひとりきりだと、ぶつける対象を見つけるのが難しい。しかし俳優として、そんなチャレンジこそ必要なものなんだ作品の中での孤独と同じく、ひとりで臨むというひと味違った試みはさぞかし大変だったに違いない。

 

撮影風景です・・・・・。 

 

 

前作「幸せのちから」では息子のジェイデン君との共演、今回は娘のウィロウちゃんとの共演でした。

 

原作: リチャード・マシスン 『地球最後の男(別題:アイ・アム・レジェンド)』(ハヤカワ文庫刊)

 

 

goo映画では「アイ・アム・レジェンド」特集をやっています。監督フランシス・ローレンスの単独インタビューも載っていますので、ぜひ覗いて下さい。公式HPにもリンク出来ますよ

 

 

 

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