劇場公開を求める2312名(4月2日現在)の熱き署名を受け・・・
遂に日本公開緊急決定
腐った世の中に旋風を巻き起こす為、イギリスからホットなやつらがやってきた
10月レビュー一発目は、この作品です!
本国イギリスでは3週連続NO。1(公開3日間で何と約12億円の興行収入)を記録し、海外映画批評NO。1サイト「ロッテン・トマト」では脅威の89%の満足度という実績があるのにもかかわらず、監督・キャストが日本においてはまったく知られていないこと、海外コメディ映画は儲からないという定説のもと、劇場公開が危ぶまれたいた本作。9月26日、京都みなみ会館にて鑑賞。
この方が 監督: エドガー・ライト
1974年、イギリス生まれの34歳。若い監督さんですね。ちなみに、脚本は主演のサイモン・ペッグとの共同制作だそうです。
監督はエドガー・ライト、2004年に長編デビュー作「ショーン・オブ・ザ・デッド」は世界中でヒットし、特に若者の支持を強く得た。「グランインドハウス」(07)のフェイク予告編「Don‘t」を監督している。かの有名なクエンティ・タランティーノも「ショーン・オブ・ザ・デッド」は“何年経っても、最高傑作!”というのだから、凄いよね。機会があれば、ぜひDVD鑑賞したいと思う。
公開が危ぶまれていたこと、劇場公開実現のための署名活動が行われていたことさえ知らず、今回鑑賞した「ホットファズ」。観たら、何とこんな最高な痛快!爆笑アクションは(おバカというのはやめます)初めて思わずをしちゃいました。身体の震えがとまらないくらいの興奮度
これははまりましたよ何が面白いのか?主演の2人もさることながら、お話でしょうか。ありえないような物語が展開していきます。きっと観た人、ウソ!信じられない!と叫びたくなると思います。かなりクレィジーかも
STORY
ニコラス・エンジェル巡査(サイモン・ペッグ)は生まれも育ちもロンドン。1993年にカンタベリー大学を主席で卒業。首都警察での検挙率は400%ぶっちぎりでNO・1のスーパー警官。1年間で9回の特別表彰を受けている
だがその優秀さが組織内では妬まれ、な・な・な・なんと地方へ左遷されるということになってしまう
配置転換先は、犯罪の全くない、イギリス一安全で、何度もビレッジ・オブ・ザ・イヤー(イギリス国内最優秀の村)を受賞している田舎の村、サンドフォード。
活発な都会から、園遊会警備やご近所の集会が主流の仕事のなかで、エンジェルはなかなか自分の状況に馴染めず・・・・・そんなエンジェルは、トロくてお人好しの警察署長の自慢息子の若手警官ダニー・バターマン(ニック・フロスト)と相棒を組まされることに。
ダニーは大の警察映画マニア。ロンドンからスーパー警官が来て、自分とコンビを組んだことでテンションは最高潮ただし、大真面目なエンジェルはダニーと上手くかみ合わず、すべてに戸惑っていたが・・・・・。
逃げたアヒルを捕獲したり・・・・・。
お年寄りの困りごと、苦情を聞いたり・・・・・。
だがある日、突然田舎の村を揺るがすような不気味で残酷な事故(事件?)発生する。
状況からも明らかに犯罪と確信したエンジェルは、ロンドン時代に得た方法で相棒のダニーとともに捜査を始める。
捜査の結果、実はサンドフォードは見た目通りののどかな場所ではないかもしれないと気づく
次々と不可解な殺人事件が???
第一の事件:演劇祭の舞台に出演した男女の死ーーーーー突然二人の前に現れた謎の覆面人間は二人を殺してしまう。そして車での事故に見せかけるというもの。
第二の事件:弁護士が殺される?酔って自宅に戻った弁護士も同じ覆面人間によって殺され、自宅ともに焼死となる。
第三の事件:サンドフォードの地元新聞記者が、エンジェルに情報提供しようと待ち合わせしたとき、突然旧い建物の塔の先が落下!エンジェルが駆けつけると同時に、彼の頭を直撃。頭に刺さって即死。やはり塔の上で覆面人間が塔の先を落とすという行為が映し出されている。
第四の事件:花屋の店主が胸を突き刺され、亡くなる。実は彼女はこの店を売却して、サンドフォードを出るという話だった。その件で亡くなった弁護士と店の売却について相談していたようだ。花屋の店主もエンジェルの前で覆面人間によって殺される。追跡するが取り逃がしてしまう
これらの事を事件だと話しても、警察署長始め、村全体が、「これはただの事故だ」とまったくをもって能天気状態。
エンジェルはイギリスで一番安全素晴らしい村の中で正気を失ってしまっただけなのか?はたまた、もっと邪悪なことが起こりつつあるのか?
とにかくこの村は何かがおかしい・・・・・。立ち上がるエンジェル&ダニーを待ち受けていたものとは
調べるうちに、迷い込んだところには、あるは、あるは、人間の遺体の山そこには前任者の警官の遺体も一体誰がこんなことを
犯人を絞り込んだエンジェルだが・・・・・。
スーパーのオーナー、サイモン・スキナー: ティモシー・ダルトンが事件のことを知っていた。第一の事件で、二人が殺された現場に現れ、死んだ二人のことを何故か知っていたのだ。このことでエンジェルは疑っていた。しかし彼にはアリバイがある。事件の起こった時間にはスーパーにいたと、防犯カメラを見せて証言。
でもなんだか怪しい
実は犯人はひとりではなかった何と村の重鎮的な存在である人たちのしわざだったのだ事故に見せかけ、長い間不要な人物を殺害していたのだ。
フランク・バターマン署長: ジム・ブロードベント
署長もその中心的人物だ。息子ダニーはそのことを薄らと気づいていたが、父には逆らえず
結局エンジェルは彼らの標的にとなる前任者同様、闇に葬られるのか?ダニーは彼を助けて、村に入らないように忠告するが。
そんなことで負けていられない再びサンドフォードへ戻り、彼らに挑戦が始まる
おばさんが銃を持って撃ちまくる
凄いですおばさんだとは思えない~~
村は狂気的な雰囲気となり・・・・。本当にクレィジー状態
ありえないストーリーにきっと驚くと思いますが、なかなか面白い
おじさんたちもおばさんに負けず凄いパワーです。
スキナーのスーパーに乗り込むエンジェルたち
ニコラス・エンジェル巡査部長: サイモン・ペグ
ダニー・バターマン警部補: ニック・フロスト
首都警察巡査部長: マーティン・フリーマン
ロンドン警視庁:警部補役 スティーブ・クーガン
首都警察署長: ビル・ナイ パイレーツ・オブ・カリビアンでお馴染みのビル・ナイも登場しています。
アンディ・ウェインライト刑事: パディ・コンシダイン (右)
アンディ・カートライト警部補: レイフ・スポール (左)
※残念ながら京都での上映終了しました。もう一度鑑賞したい作品です。