なりたい自分がきっと見つかる。マッハタンのお仕事探し。
10月21日、東宝シネマズ二条にて鑑賞。どうもしっくりいかないこの邦題、クマなんて、ラスト近くでちょこっと関係あるくらいなのに・・・・。いややっぱり大きい意味があると思いましょう!
スカちゃんも、ナタリーも大人気。出演作が続きます!今回はスカちゃん、ナニーになって大奮闘ナニーとは?何ぞや。日本ではベビーシッターといわれているお仕事なんです。シッターのお仕事は、英国では国家資格が必要というくらい重要な位置あるようです。何故なら、単に子どもを預かるだけでなく、情操教育、しつけを行うという点で保護者の注目を集めているそうで、いわゆる幼児保育のプロフェッショナル=ナニーなんです。随分前にこの仕事をしようか?と思い専門の会社をのぞいたこともありましたが。どうも教育とか、しつけというものには向いていないかもと思い、断念したことがあります。そんなこんなで結局、ハンディを持った人たちの支援をやることになりましたが。ということでこの作品の本題に戻るとしましょう。
物語
優秀な成績で大学を卒業したアニー・ブラドック(スカーレット・ヨハンソン)は、母の期待を受けて金融界でエリートコースを歩むべく大手投資銀行“ゴールドマン・サックス”の面接に・・・・。面接の質問は「アニー・ブラドックとはどういう人間か?」という非常にシンプルなものだった。しかしアニーはその質問に何故か答えることが出来ず頭の中は真っ白状態就職試験は失敗となってしまう。意気消沈したアニーはセントラルパークで途方に暮れる。自分がどういう人間か?その素朴な質問に改めて自分が何がしたいのか?自分って何なのだろう?と思い巡らすことになる。
そんなとき、事故に遭遇しそうになった少年グレイヤーを助けるグレイヤーの母でセレブの“ミセスX”はアニーを“ナニー”と勘違いしてしまい、ひょんなことからグレイヤーの“ナニー”として雇われることに。
甘く見ていたナニーの仕事は、甘くなかった。
そう現実はそんなに甘くないよね。たかが子守りだと簡単に思っていたら、ミセスX(ローラ・リニー)は自分磨きに、ショッピングに、何とかセミナーに出歩くもんで、アニーは24時間、休みなし!事故に遭遇したときはあんなに可愛いグレイヤーだったのに、いざ一緒に過ごすとこれがまた超わがまま、わんぱく坊主だった。超高級マンションでの生活は地獄プライベートな時間もなく、グレイヤー(ニコラス・リース・アート)は言うこと聞かないため、困り果てるそんなうっぷんを友人リネット(アリシア・キーズ)に話すが「辞めたら?」とその一言。そしてこのマンションに住むイケメン大学生(クリス・エヴァンス)との恋の芽生えもあるものの、彼も「辞めたら?」と提案する。
で、辞めるの?ということになるところが、グレイヤーが両親に構ってもらえない寂しさを感じたアニーはグレイヤーと心通わせることになっていく。ミセスXはまったく息子の面倒を見ず、ミスターX(ポール・ジアマッティ)もまったく家庭を顧ず。
実はこのミスター&ミセスXの夫婦関係は上手くいってなかった。
ミセスXはショッピング三昧、エステで自分を磨く、お金を使いまくって、主人ミスターXに構われたいがための行動で取る。不満が鬱積しているのだろう。
ミセスX役 ローラ・リニー、彼女の作品「愛のキンゼイ・リポート」、「イカとクジラ」は観ました。あまり派手なイメージはなかった女優さんでしたが、今回のセレブ役の美しさには驚きです。
一方ミスターXは仕事三昧、巨額の金を動かす凄腕の企業家だから、家庭に目を向けられる余裕はない。
そんな環境だから、息子は愛情に飢えていたのだ。アニーはそんなグレイヤーを放っておけなくなり、親以上の愛情を注ぐことになる。だから辞めるわけにはいかなくなったのである。
グレイヤー6歳の誕生日に夫婦喧嘩 ミスターXの不○と。はたまた避暑地でのバカンスのギクシャク感・・・・・。なのに離婚という言葉は出てこないのは?やっぱりお金なのか??
幸せがお金で買えるものではないはず?
さてさてアニーはグレイヤーのために頑張ってきたけど、とうとうキレてしまうことに。
キレた理由は以下の通り
①グレイヤーがエリート校の受験に失敗アニーの教育活動が不十分だったと言われたこと。
②グレイヤーが高熱を出したのに、ミセスXは高級スパに出かけていて、連絡がとれなかったこと。
③ミスターXからセクハラを受けたにもかかわらず、その責任はアニーにあると言われ、解雇されたこと。
④恋人からのを取り次ごうとしなかったこと。
これらのことで、アニーはキレたのである。
さてこのタイトルのクマにキレたアニーとは?
解雇され、アニーは避暑地を去ることに。最後のお給料といって渡されたお金はほんの僅かこれにはアニー、大怒りミスターXのマンションに戻り、例のナニーカメラの在りかを探すそのカメラは何処に設置されていたのか?はもうお分かりのはず
カメラに向かってぶちまけるアニーの発言そしてこのビデオがあるところで公開されることに。さてさてミセスXの反応はいかに
オフィシャル・サイト
http://www.thenannydiariesmovie.com/ (英語)
「マッチポイント」のスカーレット・ヨハンソン主演で贈るコメディ・ドラマ。全米ベストセラー小説『ティファニーで子育てを』を映画化。ひょんなことからセレブの“ナニー(子守り)”となるも、雇い主の押しつける無理難題やその息子のワガママに振り回されるヒロインの奮闘と恋愛模様を描く。監督は「アメリカン・スプレンダー」のシャリ・スプリンガー・バーマン&ロバート・プルチーニ。(allcinemaより)
スカちゃんのナニー告白が絶妙でしたミセスXはたじたじ
さてミセスXはこの告白に目を覚ますのか
※ミスターX演じる、ポール・ジアマッテイ、本当にスケベなおじさんに見えました