マンマ・ミーア♪
遅まきながら、話題のミュージカル「マンマ・ミーア」の映画化された作品を鑑賞しました。特に観る予定があったわけではないのですが。時間的に都合が良かったので、観ることになりました。本当は「オーストラリア」が観たかった時間が長いので諦めました。
主演はあの大女優メリル・ストリープ、どっちかといえば「ダウト」の意地悪シスターの方がはまっていた。驚いたのはメリルが今年60歳だということ。よくまあこんなに踊って飛び跳ねて大丈夫なのか?と・・・・。きっと後で息切れしているんじゃないでしょうか。とまあそんないらぬ思いでこの映画を鑑賞したのでした。
ところで、タイトルの“マンマ・ミーア”とは、何語?そしてどういう意味なのか?と調べたところ、イタリア語だそうです。マンマはお母さん。そしてミーアとは、私の。つまり直訳すると、“私のお母さん”らしいです。普通は感動詞的に「あちゃー!」とか「なんてこった!」、そして「あらまあ!」という言葉にも訳されるようです。
実はミュージカルは苦手なジャンル。以前観た「アクロス・ザ・ユニヴァース」は特別な思いで、結構感動した作品でしたが、今回は絶対観たいという強い思いはなかったかもです。とは言いながら、1970年~80年代に一世風靡したあの人気グループのABBAの曲をベースに物語が繰り広げられるのは、音楽劇の苦手な私も♪が流れると口ずさんでしまいました。
ABBAの懐かしい歌に乗って老若男女がパワフルに歌い踊る姿は、観ていて凄い!と思わせる。これは迫力満点です。演技と歌が出来なきゃやれませんよね。メリルがあんなに歌えるとはそれもびっくりでした。
実はメリルの女優としての初めての仕事がミュージカルだったそうです。単独インタビューの詳細がありますので→こちらからどうぞ。
STORY
舞台はエーゲ海の架空の島にあるホテル。ホテルのオーナーであるドナ・シェリダンと娘のソフィーは、親子二人で仲良く暮らしていた。
そのソフィーの結婚式が明日に迫り、招待客が船で島に到着しはじめる。ドナは古い友人のロージーとタニアを迎えに行き、久し振りの再会に大喜び。
一方ソフィーは自分の友人達にある計画を打ち明ける。ドナの日記を盗み読みした彼女は、自分の父親候補が3人いることに気付き、その3人の男性にドナの名前で招待状を送っていたのだった。ヴァージン・ロードを父親と歩きたいと願うソフィー。もちろんドナはこの計画を知らない。父親候補のサム、ハリー、ビルはそんな事情も知らずに、20年ぶりにドナに会いに戻ってくるが・・・。(ウキィぺディアより抜粋)
一体この3人の誰が本当の父親なのかちょっとナーバスになるソフィ・・・・。
キャスト
ロージー、ターニャ、ドナの踊りは年齢を感じさせない凄い!ドナは飛び跳ねまくり。
嫁ぐ娘のために・・・・。花嫁衣裳を着せるドナ。
いよいよ当日、花嫁ソフィの晴れ姿、友人たちは介添え人をしてくれる。
エーゲ海の花嫁は輝いている
ハッピー胴上げ
そしてこの3人にも素晴らしい出会いやが訪れ・・・・。盛り上がっていきます。
とにかく悲しみなんか吹っ飛んでしまうくらいの楽しいミュージカルです。このおばさんトリオの最後のコラボも見ごたえあり?でしょうか。ゴージャスな衣装で歌いまくります。ハリー、サム、ビルも負けじとダンス、歌を披露
サウンドトラックは2008年7月8日にデッカ・レコードより発売された。また、全米アルバム・チャート1位を獲得するなど、ABBAがまたしても再評価・注目される事となった。
- "I Have a Dream" - ソフィ
- "Honey, Honey" - ソフィ
- "Money, Money, Money" - ドナ, ターニャとロージー
- "Mamma Mia" - ドナ
- "Chiquitita" - ターニャとロージー
- "Dancing Queen" - ドナ, ターニャとロージー
- "Our Last Summer" - ソフィ, サム, ハリーとビル
- "Lay All Your Love on Me" - スカイとソフィ
- "Super Trouper" - ドナ, ターニャとロージー
- "Gimme! Gimme! Gimme!" - キャスト
- "The Name of the Game" - ソフィとビル
- "Voulez-Vous" - キャスト
- "SOS" - サムとドナ
- "Does Your Mother Know" - ターニャ, ペッパーと男子たち
- "Slipping Through My Fingers" - ドナとソフィ
- "The Winner Takes It All" - ドナ
- "I Do, I Do, I Do, I Do, I Do" - ドナ, サム,とカンパニー
- "When All Is Said and Done" - サムとカンパニー
- "Take a Chance on Me" - ロージーとビル
- "Mamma Mia" - キャスト
- "I Have a Dream" - ソフィ
- "Dancing Queen" - ドナ, タニアとロージー
- "Waterloo" - キャスト (エンドクレジットでながれる。舞台版でのカーテンコールに相当)
- "Thank You for the Music" - ソフィ
以上24曲がこの映画の中で紹介されております。私はエンディングの“thank you for the Music” が一番好きな曲でした。曲を聴くだけで懐かしさが込上げてきました。お話の内容はシンプルなので、それはそれとしてまあいいのではと思います。何といっても劇中で流れるABBAの楽曲がやはり一番ではないでしょうか?
解説とあらすじをもう少し簡潔に・・・・。
往年の人気ポップグループABBAのヒットナンバーで構成され世界中でロングランとなった傑作ミュージカルを銀幕へと昇華したロマンティック・コメディ。メリル・ストリープら豪華キャストを迎え、ギリシャのリゾート地を舞台に、結婚式を目前に控えた娘とその母親をめぐる24時間の一騒動を歌と踊りで陽気に綴る。監督は舞台版も演出し、これが劇場長編初メガホンのフィリダ・ロイド。
ギリシャの美しいリゾート地、カロカイリ島。小さなホテルを営む母ドナと2人暮らしのソフィは、恋人スカイとの結婚式をいよいよ明日に控えていた。またそんな彼女には、“父親と結婚式のヴァージン・ロードを歩きたい”という密かな夢があった。しかし、母子家庭で育ったソフィは未だに父親が誰なのかを知らない。そこで母の昔の日記から、父親であろう3人の男性、建築家のサム、銀行マンのハリー、冒険家のビルを探り当て、ドナに内緒で結婚式の招待状を送ってしまっていた。やがて、道中鉢合わせた3人が揃って到着。ソフィは結婚式のサプライズのため、ドナの目が届かない場所に彼らを匿うことに。ところが、ドナが偶然3人を目撃してしまったことを機に、様々な問題が湧き起こっていく…。(allcinema)
メディア | 映画 |
上映時間 | 108分 |
製作国 | イギリス/アメリカ |
公開情報 | 劇場公開(東宝東和) |
初公開年月 | 2009/01/30 |
ジャンル | ミュージカル/コメディ |
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※何と製作総指揮にあのトム・ハンクスと夫人のリタ・ウィルソンが参加しています。