銅版画制作の日々

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スウィート17モンスター(2016)**THE EDGE OF SEVENTEEN

2017-05-23 | 映画:ミニシアター

 誰もがこじらせて大人になった

京都シネマにて鑑賞。気になっていた作品です。イケてない女子高生の物語です。う~んこれでイケてないなら私の17歳の頃はどうなるのか(笑)
お国がらもあると思いますが・・・・。多分アメリカってやっぱりこんな感じなのでしょうね。

とまあそんなことを考えながら鑑賞しました。主人公ネイディーンはイケメンで人気者の兄とは対照的で、自分をイケてないと嘆く17歳。なるほどそういえば私も彼女じゃあないけどイケてなかった。キスも未経験とはダメなんでしょうね。何となく共感できる。当代の女子高生はやはり経験がないとイケてないことになるんですね。私も奥手だったので、分かるよ!妄想やおしゃべりで空回りとまではいかなかったけどね。
でも兄妹比べられるとそりゃむかつくよ。私の場合は弟と比べられたわ。母が私のことやりにくいとかいっていた。思い出すと色々あるものですね。

 悩みがあると教師のミスター・ブルーナーに相談。でも困らせてばかり・・・・。母も同じく。
ミスターブルーナーにはウディ・ハレルソン 今回は無茶苦茶テンション低めの役。

どちらかといえばネイディーンが無茶テンション高め。これがまたハチャメチャで面白い。かなり下ネタも満載で思わず笑ちゃいます。

そうそうネイディーン役にはあのヘイリー・スタインフェルド。トゥルー・グリッドで復讐する女の子を演じた。現在21歳。


監督は主役のネイディーン役のを見つけるのに大冒険だったらしい。1000人のオーディションしたがベストな子がいなかったらしい。
もしや彼女に出会わなかったら、この作品はできなかったかもしれないらしい。要するに彼女以外にはできない役だと監督。

うんそうだろう。私も彼女のキャラだからこそこの作品は成り立っているのだと思う。

あらすじ(allcinemaより)

イケメンでモテモテの兄ダリアンとは対照的に、まだキスの経験すらないイケてない自分に自己嫌悪の日々を送る17歳の女子高生、ネイディーン。最大の理解者だった父を幼い頃に亡くして以来、家庭でも学校でも居場所を見つけられないまま。たったひとりの親友クリスタだけがネイディーンの心の支えだった。ところがある日、そのクリスタが、よりによって兄ダリアンと付き合い出したことを知ってしまう。唯一の心の友にまで裏切られたと世の中を恨み、孤独と絶望に打ちひしがれるネイディーンだったが…。

 
ネイディーンの親友クリスタにはヘイリー・ルー・リチャードソン あのスプリットの女子高生役にも登場している。


何とこの現場を見たネイディーン、大ショック。兄ダリアンにクリスタを取られた!オマイガッド!だよね。


失意の彼女、お先真っ暗。一人ぼっちになったネイディーン。不安定な母、変り者教師ブルーナー、優等生の兄ダリアン、クラスメイトのアーウィンに気持ちを伝えようとしても、どうしても上手く伝えられない。

人生複雑な中どうしたら大人になっていくことに気がついていくのだった。


クラスメイトアーウィンにはヘイデン・セットー 実は彼がネイディーンの心の鍵となる唯一の存在だった。


兄ダリアンにはブレイク・ジェナー

解説(allcinemaより)

トゥルー・グリット」「ベアリー・リーサル」のヘイリー・スタインフェルドが、ままならない日常に空回りしてしまう痛々しくも愛すべき女子高生を好演し、ゴールデン・グローブ賞主演女優賞にノミネートされるなど高い評価を受けた青春コメディ。共演はウディ・ハレルソン、キーラ・セジウィック。監督は長編デビューにして一躍ハリウッド期待の女性監督となった新鋭、ケリー・フレモン・クレイグ。

 
自分の17歳とネイディーンの17歳と重ねてみましたが・・・・。さてどこまで重なるかな?

でも初恋の苦しみや友情に亀裂が入ったの時の悲しみ。自己否定、自己愛は何となく自分もあったかな?久しぶりに昔を思い出しました
これこそ青春映画かもしれませんね。

メディア 映画
上映時間 104分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(カルチャヴィル=GEM Partners)
初公開年月 2017/04/22
ジャンル 青春/コメディ
映倫 PG12

 

オフィシャル・サイト
http://www.sweet17monster.com/

 

 

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