この子を育てることは、過ちですか? この子を愛することは、罪ですか?
京都シネマにて鑑賞。予備知識もなく鑑賞。こういうお話だったんですね。マイケル・ファスベンダーがこういう役を演じるというのも新鮮です。キャラ的には冷静沈着なイメージなのでちょっと意外でした。
それにしても地味な作品です。上映時間2時間超えなので、眠気がおきないか?ちょっと心配でしたが、最後まで何とか観ることができました。灯台守ってなんか孤独な感じですよね。夫婦でこれだけ長い時間一緒にいると息が詰まらないかしら?余程愛し合っていないと大変ですね。
でもラブラブでしたね。イザベル役を演じたアリシア・ヴィカンダー、なんとあのリリーのすべての女優さんだったとは!びっくり。
今回はほぼノーメイクですから、まったく気づかず。
役柄でこれだけ違うイメージってやはり凄いのかもしれませんね。幸せな生活は続きますが、妊娠しても二度流産。こんな場所だとそりゃ難しいよね。産婆さんがいるわけじゃないから。このあたりはちょっと突っ込みどころかもね。お産が軽いといいのだけれど、そういうわけにはいかないかも。とまあ突っ込みどころかな(笑)
でも二度の流産はやはり肉体的にも精神的も辛いよね。この辺りはイザベルの辛い気持ちがひしひしと伝わって来た。またその彼女を支えるトム(マイケル・ファスベンダー)の気持ちも分かる。
そんな失意のところに現れるのが難破したボート!その中には男性と赤ちゃん。すでに男性は亡くなっており。奇跡的に赤ちゃんは元気だった。このあたり、話がうまくできている。子供を失ったイザベルにとってはあまりにもラッキーな出会い。これもお話とはいえ凄いめぐり合わせだよね。とまた突っ込む私。
イザベルにとってこれは神さんが与えてくれたのではと思ってしまうだろうね。結局トムの説得を押し切ってこの赤ちゃんを自分の子供として育てることに。
ルーシーと名づけられた子は成長とともに可愛い子に育つ。産みより育ての親、、、、、。良く言ったものだ。
しかしこの幸せもそう長くは続かなかった。じゃ~ん生みの親、登場!!
産みの親ハナにはあのレイチェル・ワイズ ちょっと年齢的にきついような気もするが、、、、。
ルーシーの名前、本当はグレーだった。ボートでいなくなった夫は本当にトム夫婦が言うようにすでになくなっていたのか?そのあたりはトムの告白が真実なのかは、イザベルの告白がすべて鍵だったのだが・・・・。
ということで、トムは自ら犠牲となり罪をかぶることに。さてどうなることやら。
あらすじ(allcinemaより)
1918年、オーストラリア。第一次世界大戦の過酷な戦場から帰還したトム・シェアボーン。心に深い傷を負った彼は、絶海に浮かぶ無人の孤島、ヤヌス島の灯台守となる。3ヵ月後、正式採用の契約を結ぶために町に戻った彼は、地元の名士の娘イザベルに一目惚れし、ほどなく2人は結婚する。孤独で不便な孤島での結婚生活だったが、愛する2人にとっては何者にも邪魔されない幸せな日々だった。ところがイザベルは2度の流産という悲劇に見舞われ、深い悲しみに沈んでしまう。そんな時、1人の男の死体と泣き叫ぶ女の子の赤ちゃんを乗せたボートが島に流れ着く。町に報告しようとするトムを必死で説得し、赤ちゃんを自分たちの子として育てることにしたイザベルだったが…。
感動まではいかなかったなあ。良くも悪くもないって感じですかね。突っ込みどころもありでした。
解説(allcinemaより)
「ブルーバレンタイン」「プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命」のデレク・シアンフランス監督がマイケル・ファスベンダーとアリシア・ヴィカンダーを主演に迎え、M・L・ステッドマンのベストセラー小説『海を照らす光』を映画化した感動ドラマ。小さな孤島で灯台守をする夫婦が、島に偶然流れ着いた赤ん坊によって絶望から救われていくさまと、彼らを待ち受ける悲痛な運命の行方を綴る。共演はレイチェル・ワイズ。
メディア | 映画 |
上映時間 | 133分 |
製作国 | アメリカ/オーストラリア/ニュージーランド |
公開情報 | 劇場公開(ファントム・フィルム) |
初公開年月 | 2017/05/26 |
ジャンル | ドラマ |
映倫 | G |
オフィシャル・サイト
http://hikariwokuretahito.com/