銅版画制作の日々

ぼちぼち更新致します。宜しくお願いします!

藤田嗣治展

2006-06-09 | アート

先日、京都国立近代美術館で「藤田嗣治展」を観てきました。彼はレオナルド藤田という別の名前もあります。晩年はパリに住み・帰化して、再び日本の土を踏む事はありませんでした。彼の作品は日仏会館などや本で観たことがあり・・・凄い作家だという事は知っていましたが、全貌というものは本当に知らなかったです。今回生誕120年の記念として、画業のすべてを紹介された回顧展は大変感動的な展覧会でした平日に行きましたが、多くの観覧者でいっぱい彼の知名度の凄さを実感藤田嗣治(1886年~1968年)は東京美術学校を卒業後フランスに渡り、モディリア二らエコルード・パリの画家たちと交流、とりわけ乳白色の肌をもつ裸婦像で一躍パリの寵児となりました。その後中南米を回り、日本に帰国して作風も写実的へと移行、二科会で活動、戦時中は戦争画を描くなど・・・。戦後はまたフランスへ晩年はこどもや宗教を主題に美しい線と色彩で華麗な作品を残しています。(展覧会の紹介文から抜粋)100点という数の作品はどれもインパクトのある作品です没後38年という歳月を経ても、斬新でお洒落な作品です。興味のある方ですよ

   カフェにて(ポスターになってます)
  1949~63 個人蔵

   室内、妻と私 1923年
  笠間日動美術館

  
  展覧会をみる四人の娘 1918年 財団法人三甲美術館

  五人の裸婦 1923年
  東京国立近代美術館

           小さな主婦 1965年 個人蔵

   藤田嗣治展についてはこちらから

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明日の記憶

2006-06-07 | 映画:シネコン

映画「明日の記憶」を観ました。渡辺謙さんが原作本を読み、映画化したいと強い思いで、制作された映画です。後半は涙が止まらないモードになってしまいました。わずか49歳という働き盛りの男性が、医者から受けた宣告は「若年性アルツハイマー」とい病気で、記憶が徐々に失われていきます。治療する薬もなく、多少の進行は遅くできても治す手立てはないのです。仕事にも支障が出始めます。得意先への道も分からなくなったり、約束の時間も忘れる事も多くなります。頭痛にも襲われ人の名前も思い出せなくなり・・・。50歳を前に、職場を去りますその後の彼は病に苦しみ、空虚な毎日の生活を過ごします。そんな夫を妻は、一生懸命支えます。渡辺謙さんの迫真な演技に・・・思わず泣けてきました。妻を演じる樋口可南子さんにも感動「俺が変わってしまっても、俺が俺じゃなくなっても平気なのか?」と夫、「私がいます。ずっと、そばにいます。」と妻・・・・。そしてラストは俺は俺で無くなります。その姿に、妻は号泣でも彼女は変わってしまった夫を受け入れます多分記憶が無くなってしまった本人は分かりませんから、それまでの苦しみは取り払われたと思います。私自身も、主人公と同じ世代です。ひょっとしたら・・・この病に遭遇するかもしれません。心の準備できそうにないな・・・・なんて頭の中をよぎりました

       明日の記憶 公式サイト

       

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絵本作家ワンダーランド

2006-06-05 | アート

今日は外出支援の仕事で、A・Kさんという小学校6年生の女の子とJR伊勢丹7階の美術館「えき」へ絵本の原画展を観に行きました。彼女は車椅子です。電車でのお出かけはあまりないようです。私鉄・地下鉄を利用していざ出発です。彼女とお出かけをして、普段見えない事が、色々見えてきます。電車とホームとの段差やスロープや専用のエレベーターが何処にあるか?等など・・・・。バリアフリー化されているといってもまだまだ不自由な事がたくさんあります。遠回りしなければならないので・・・お出かけの目的先にも長く居られません。残念ですでも絵本が大好きな彼女にとっては楽しそうでした好きな絵には大喜びの笑顔ちょっと好みでない絵には顔がうつむきかげんな事も・・・・。最後のコーナーには絵本がたくさん置いてあり、自由に読めます。何冊かを読み聞かせをしました。ぶたが主人公の「オリビア」という絵本はなかなか面白かったですもう少し時間があれば・・・ゆっくりと鑑賞できましたがこの辺でおしまいできればもう一度観に来ようかななんてごめんねA・Kさん

    絵本作家ワンダーランド(公式サイト)

   えほんミュージアム清里  今回の企画をしています

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第9回:NEXT展へ・・・・。

2006-06-04 | アート

今日はタカシマヤへ、(第9回)NEXT展:日本画・京都からの表現を観に行ってきました。義妹も出品している事もあってです。出品されている作家さんの年代も幅広いようで・・・・80年代の新進作家から40年代の中堅の作家が頑張っておられます。聞いたところによると若手の作家が少ないらしいので、継承するためにこのNEXT展が結成されたという事です。美術大学には日本画科があり、若い人も勉強されていると思いますが・・・作家活動として続ける人が少ないのかもしれませんね。古典的なイメージもあるので、若い年代にとっては、他のジャンル目を向けるのかも・・・・。とはいえ今回若手の作家さんも何人か出展されているので、これから増えるのではないでしょうかしかし今日は暑い日でした明日で、このNEXT展終了となります興味のある方、ぜひご覧下さいこの後、富山県砥波市へ巡回するそうです

      砥波市美術館のHP

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市民防災センター・おたべ工場見学!

2006-06-02 | お出かけ

6月です梅雨入り間じかですね。1日の木曜日のお出かけ先は十条にある市民防災センターへ・・・・。見学・体験をしてきましたこの日の気温は30℃くらいあったようですね。とにかく暑い近鉄駅十条から徒歩10分という事でしたが・・・。利用者さん、それほど健脚じゃないので、20分以上かかったと思います。先に近くでお昼を済ませて、13:00から体験&見学。暴風・地震・土砂災害・火事などの擬似体験暴風は風速32mという状況まで体験本当に吹っ飛ばされそうな感じ彼女は怖いもの好きですが・・・。これは少々苦手だったようです。地震体験は震度6程度の揺れを体験これは大はしゃぎでキャ~キャ~!!言ってました。火事で煙の中を非難するのも、楽しいようで・・・。防災センターは彼女にとって良かったかもでも実際に遭遇したら、そんな訳にはいきません 終了が少し早かったので、おたべの工場へちょっと足を延ばしました。防災センターの近くにあります。ここでは製造風景も見学できますが、自分で作る体験コーナーもあります。その名も「おたべ道場」といいますこの日は修学旅行生が参加しておられました。工場での製造風景を見てると、出来たての黒ゴマおたべを頂く事にラッキーでした。彼女にも試食という事で、半分食べてもらいましたが、あまり好みではないようで、吐き出してしまいました。わぁ~もったいない残りは私が頂く事に

  防災センター1階には、さまざまな防災グッズがあります

  


3階にはヘリコプターも展示!シュミレーション体験も

市民防災センターのHP どなたでも見学OK


おたべ工場の製造風景です!


これが出来たてホヤホヤの黒ゴマおたべ


これがおたべ道場です!

おたべのHP体験・見学についてはHPを観てね!

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