2ヶ月ぶりに病院に検診に行ったら、なんと3時間近くかっかてし
まいました。混んでます。インフルエンザの人も多いよう。かえ
ってうつる危険もありそうです。仕方がないので、病院の周りを
散歩していたら、小さい春を見つけました。はこべの小さい白い
花がたくさん咲いていました。藤村の『小諸なる古城のほとり』
に「緑なすはこべは萌えず」という一節があります。早春の詩で
すが、寒い小諸ではまだはこべは萌えていない頃だったのでし
ょうね。「萌える」と言う字は草かんむりに明、いかにもかわいく
開きましたっていう感じ。「萌え~!」っていうのもわかりますね。
ところではこべは漢字で「繁縷」。もっと難しい漢検上級の字も
ありますが、文字化けして、ここには載せられませんでした。
漢字って恐ろしいほど画数の多いのがあります。中国四千年
ですからね。
でも冬からずっと咲いている椿もまだまだきれいです。
病院の花壇い咲いていたスミレ色のプリムラ・ジュリアンも春
の香り。花言葉は「運命を開く」ですって。希望に満ちていて
いいですね。