キッチン・トランスレーターつれづれ日記

つれづれなるままに日々のよしなしごとを綴ります。本、風景や花や料理、愛犬の写真などをご紹介。

牧場の朝

2012-09-04 07:33:54 | 旅行
          

            ただ一面に立ちこめた 牧場の朝の霧の海 ポプラ並木のうっすりと

            黒い底から 勇ましく 鐘が鳴る鳴る かんかんと     文部省唱歌

          「牧場の朝」の一節です。こんな歌、若い人は知らないでしょうね。時々

          いわゆる唱歌を歌っていて、「そんなの知らない」と娘に言われ、愕然

          とします。でも雨上りの早朝訪れた牧場は、この歌どおりの風景でした。

         

          ここは神奈川の愛甲郡、相模原の近くの観光牧場「服部牧場」です。

         

         乳搾りやバター作りの体験などもさせてもらえそうですが、観光牧場など

         と言うイメージを超えた、しっかりした大牧場です。乳牛もたくさんいます。

         

          馬も、羊も、山羊も、豚も、鶏も、アヒルにガチョウに、ロバやシマウマ、

          七面鳥まで。

         

         奈良の山奥で育った私には、最も馴染みのない光景ですが、この広々感

         はすばらしい!でもこれだけの動物を世話する労働量はどれほどでしょう?

         動物好きでしょっちゅう来ているという、小さい女の子を連れた若いお父さ

         んが「君の世話だけで手一杯で、犬の一匹だって飼えないよ」なんて言っ

         ているのが、なんだかほほえましくて。人間の子どもは手がかかります。

         

            放し飼いのミニブタも、ブウブウ散歩していました。
コメント
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