キッチン・トランスレーターつれづれ日記

つれづれなるままに日々のよしなしごとを綴ります。本、風景や花や料理、愛犬の写真などをご紹介。

西伊豆から見た富士山

2012-09-19 10:42:33 | 地球
         

         富士の嶺を高み畏み天雲もい行きはばかりたなびくものを   高橋虫麻呂

       萬葉集のこの歌は「富士山は高く恐れ多いので、雲も行く手を阻まれてたな

       びいている」という意味だそうです。西伊豆の大瀬海岸から見たのは、まさに

       そういう光景の富士でした。今の季節、雪は頂いていませんが、ほんとうに姿

       の良い山です。

         

       万葉の時代、900年ごろまでは、まだ煙を吐いていたと言うことですが、

       またいつか噴火する時が来るのでしょうか。

         

       いつどこから見ても美しく、雲に隠れていたのが急に見えたりすると、

       なんだか得したような気分になります。

         

       沖縄には超大型の台風が来ているというのに、富士山に見守られている駿河湾

       の海は、波も穏やかなヨット日和でした。
コメント
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