平成の大遷宮が行われ、檜皮葺の屋根が神々しく美しい出雲大社にお参り
してきました。
大国主命が、天照大神に国を譲る代わりに、天まで届く大やしろを建てること
を望まれ、造営されたのがこの大社の始まりだそうです。
青空に突き刺さるような千木を戴く大社造りの神殿を見上げていると、神話
の時代にタイムスリップしたような、大国主命や素盞鳴尊が現れそうな幻覚
にとらわれます。
神無月十月は出雲では神在月、全国から八百万の神がここに集結なさって
民の縁結びを話し合われるとか。
大国主命はたくさんの別名を持っていらっしゃいますが、その中でも大国さま
と言う名は親しみがあります。大国さまと因幡の白兎のお話、今の子供たち
は知っているでしょうか?かわいいうさぎさんがあちこちにたくさんいましたよ。