軽井沢は江戸時代、中山道の宿場で、隣の沓掛宿と追分宿とともに
浅間三宿と呼ばれ賑わっていたそうです。その後衰退するけれど、
明治の初め、外国人が避暑地として訪れ始めてから人気を盛り返し、
今では、夏の休日ともなると、東京の渋谷、原宿に劣らない大変な
人出です。おしゃれなブティックやレストランが立ち並び、ちょっと
ヨーロッパのどこかの避暑地を思わせますが、そこに、お漬物屋さ
んやおせんべい屋さんが混ざっていているのが、何だかほっとする
ところです。
この「あさのや」というベーカリーも昭和15年からある老舗だそうです。
今の天皇陛下と皇后陛下が出会われたテニスコートも健在で、この
日も何かのテニス・トーナメントが開催されていました。
とあるレストランでお昼に食べたハッシュドビーフもパスタもいいお味でした。
メインストリートを歩いていると、原宿にいるのかと錯覚しそうな
コジャレた感じですが、そこからほんのちょっと行くと、同じ軽井
沢町内にこんな涼しい滝が。その名も白糸の滝。プチ・ナイアガ
ラといった形状の滝です。
ここも大変な人出でした。子供たちが滝壺で遊べる可愛らしい滝です。
なかなか楽しい軽井沢行でした。行き帰りの環八、関越道の渋滞がな
ければ完璧なのですが、週末に出かけるなら、それはとても期待でき
ませんね。