キッチン・トランスレーターつれづれ日記

つれづれなるままに日々のよしなしごとを綴ります。本、風景や花や料理、愛犬の写真などをご紹介。

女の愛と生涯

2012-09-13 14:46:00 | ミュージック
シューマン:歌曲集「女の愛と生涯」他
シビラ・ルーベン,ウタ・ヒールシャー
Naxos

       グーグルの今日のロゴは優しげな女性とその周りを取り巻く8人の子ども

       そしてその下にピアノの鍵盤。とても可愛い絵柄です。今日はかの有名な

       ピアニストでローベルト・シューマンの奥さんだったクララ・シューマンの

       生誕193周年だそうです。裁判までして結婚を勝ち取った二人は、ほんと

       に仲が良かったんでしょうね。8人も子どもができました。でも夫のロー

       ベルトは心を病み、投身自殺をはかった挙句に、精神病院で死亡しま

       す。その後彼女は母として、コンサートピアニストとして、作曲家として、

       八面六臂の大活躍。その彼女をブラームスが最後まで支え続けたとか。

       二人は恋愛関係にあったとかなかったとか。私は男女間の純粋な友情

       だったと信じますが。「愛の協奏曲」というクララとローベルト・シューマン

       とブラームスの三角関係映画が何とブラームスの子孫のヘルマ・サンダ

       ース・ブラームスという女流監督によって2009年に作られています。ブラ

       ームス側から描けばこうなる?
クララ・シューマン 愛の協奏曲 [DVD]
ヘルマ・サンダース=ブラームス
アルバトロス

       二人が結婚した1840年につくられた歌曲集「女の愛と生涯」は詩の

       内容が、女は貞淑で家庭的でなければなんていう、今の女性からす

       ると「ケッ」と言いたくなる古臭さい感じですが、歌のメロディーも

       ピアノの伴奏もいいんです。シューマン独特の微妙に揺れる旋律の

       動き具合に聴けば聴くほど深みを感じます。今無謀にも、その8曲中

       の2曲「Er,der Herrlichste von Allen彼は誰よりも素晴らしい人」と

       「Du,Ring an meinem Fingerわたしの指のリングよ」を練習中。若き日

       の結婚直前の自分の気持を必死で思い出しつつ。

             
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September

2012-09-10 09:47:10 | 季節の花々
           

           もう9月も中旬になろうというのに、この暑さ!カンナの花も

           真っ青な夏空に映えて、まだまだ元気です。

              

               夏の花、松葉牡丹もまだ盛りです。

           

               その一方で、秋を思わせる葛の花や、

           

         野菊も咲いています。やはり異常気象でしょうか?アメリカは過去

         56年で最悪の干ばつで、トウモロコシなど大凶作だそうです。世界の

         人口は今70億人以上、もうすぐ90億人になると言われています。先進

         国では、買い込んだ食品の30%を廃棄しているのだそうです。テレビ

         など見ていても、ほんとに飽食の時代だと思います。回転寿司なんか

         で、2、3度クルクル回ってきて少しネタが乾くともう廃棄するのだそう

         で、社会全体がそれを良しとする風潮です。その一方、途上国では何

         百人もの子どもが飢えている。中東やアフリカではテロが起こり、難

         民がおおぜい出ています。現実を見て、未来を思うと、暗澹たる気持

         ちになります。人間って!?
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なっちゃん、仲間たちの競技会を見る

2012-09-05 10:58:52 | ペット
            

            たいていの犬は車でお出かけが大好きなようですが、

            なっちゃんは、どうしても慣れることができません。

            

            外を見るとか、ゆったり寝そべるとか、すればいいのに、

            カーブの度に立ち上がり、ふんばってバランスをとろうと

            します。おまけに車酔いするし。難行苦行。ああ疲れた!

            

            宮ヶ瀬ダムの横の宮ヶ瀬湖畔園地に行くと、犬の競技会

            開催中でした。フリスビーやボールを追って、犬たちが嬉

            々として走り回っています。中にはやり直しをさせられて、

            ふてくされているようなのもいましたが。

            

            敏捷そうなスマートな犬が、今にも走りだそうというところ。

            

            なっちゃんは「まあ、よくやるね」とでも言うように、休憩モード。

            そういえば、競技をしている犬に柴犬は一匹もいません。言う

            ことを聞かないからか、動作が鈍いからか?同じ犬なのにね。
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牧場の朝

2012-09-04 07:33:54 | 旅行
          

            ただ一面に立ちこめた 牧場の朝の霧の海 ポプラ並木のうっすりと

            黒い底から 勇ましく 鐘が鳴る鳴る かんかんと     文部省唱歌

          「牧場の朝」の一節です。こんな歌、若い人は知らないでしょうね。時々

          いわゆる唱歌を歌っていて、「そんなの知らない」と娘に言われ、愕然

          とします。でも雨上りの早朝訪れた牧場は、この歌どおりの風景でした。

         

          ここは神奈川の愛甲郡、相模原の近くの観光牧場「服部牧場」です。

         

         乳搾りやバター作りの体験などもさせてもらえそうですが、観光牧場など

         と言うイメージを超えた、しっかりした大牧場です。乳牛もたくさんいます。

         

          馬も、羊も、山羊も、豚も、鶏も、アヒルにガチョウに、ロバやシマウマ、

          七面鳥まで。

         

         奈良の山奥で育った私には、最も馴染みのない光景ですが、この広々感

         はすばらしい!でもこれだけの動物を世話する労働量はどれほどでしょう?

         動物好きでしょっちゅう来ているという、小さい女の子を連れた若いお父さ

         んが「君の世話だけで手一杯で、犬の一匹だって飼えないよ」なんて言っ

         ているのが、なんだかほほえましくて。人間の子どもは手がかかります。

         

            放し飼いのミニブタも、ブウブウ散歩していました。
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