国際展示場正門駅舎から東京ビックサイトへ向かって伸びているペデストリアンデッキから東側を見渡してみると、巨大な鋸状のモニュメントが敷地内に建っています。
アメリカの芸術家の作品である「Saw, Sawing(切っている鋸)」なのだそうです。
東京ビックサイトの敷地北側一帯を見渡して撮影しました。1996年にビックサイトが開業した当時は周辺は空き地だったのですが、2000年代になって開発が進みつつあります。
ビックサイトの開業当時は、世界都市博覧会が中止されて湾岸地区がどうなるか心配だったのですが、20年が経過してそれなりに無難に、可も無く不可も無く発展して来たと感じます。
このペデストリアンデッキもバブル期の建築らしく、立派で豪華です。右側が展示場方向、左側が駅方向と流れが棲み分けされています。
ペデストリアンデッキや人工地盤の真下には都営バスの発着場があり、東京駅八重洲口や丸の内口、東京地下鉄東西線の門前仲町駅行きの路線バスなどが発着しています。
ペデストリアンデッキの南端部前にやってきました。ここから先は、会議等の敷地北側に広がる広大な人工地盤に形成された広場が形成されています。
同じ場所から振り返って、国際展示場正門駅方向を撮影しました。
会議等の敷地北側に広がっている広大な広場ですが、東京ビックサイトの公式ホームページなどを調べてみてもこの広場には名前が付けられてはいないようです。
大規模イベントが開催されるとこの広場内も多くの人で賑わいますが、何もない日だとこのように閑散としています。
広場の敷地に沿って屋根付きの通路が整備されているので、雨の日も国際展示場正門駅から会議棟前まで濡れずに歩くことができます。
西側から人工地盤上の広場を見渡して撮影しました。東京ビックサイトが開業したのは1996年の4月、晴海地区にあった東京国際見本市会場から移転してきました。
東京ビックサイト全体の敷地面積は24万3419平方メートル、延床面積は23万873平方メートル、東西展示場を合わせた総展示面積は8万660平方メートルであり日本最大となっています。
東京ビックサイトの敷地北側に林立するビル群を撮影しました。東京ベイ有明ワシントンホテルや、2011年1月に完成した有明セントラルタワーの高層オフィスビルが建っています。
広場内からは、有明客船ターミナルの水上バス乗り場方向へ向かうこともできます。東京ビックサイトの敷地内を散策する前に、こちらへ向かいます。
大規模イベント時ではない普通の日だと、閑散としている上に、設備過剰になっているように思えてきます。