★ベルの徒然なるままに★

映画、ゲーム、アニメ、小説、漫画・・・管理人ベルの、大好きな物をいっぱい集めた徒然日記です。

映画『シュレック・フォーエバー』

2011年03月18日 | 映画鑑賞記
UPしたいなぁと思ってて、メモを残していた、映画レビューやゲームプレイ日記が、色々ありまして(^^)

ここしばらくは、それらを整理して、ボチボチUPしていきたいと思っています。

という訳で。
まずは、年明けに見た、映画『シュレック・フォーエバー』のレビューを。



USJでもお馴染みの映画『シュレック』。
そのシリーズ第4弾にして、完結編。

そういえば、『シュレック』、『シュレック2』、『シュレック3』と来て、『シュレック4』ではなく『フォーエバー』。
やっぱり、「4」と掛けているのかな?


物語は・・・というと。
シリーズ第三弾で、ついにパパになったシュレック。

平凡だけど、穏やかで、家族の愛情に包まれた毎日を送っていました。
けれど、日々、単調に繰り返される日常生活に段々、ストレスを感じるようになってきます。

たった1日だけで良いから、独身時代のような、自由、刺激が欲しい・・・と。

そんな彼は、怪しげな魔法使いと契約を交わし、「自分が赤ん坊だった時の1日」と交換に、独身時代のような1日をゲット。
もちろん、軽い息抜きのつもりで。
懐かしの独身時代を1日だけ謳歌したら、また、いつもの生活に戻ろう~と思ってのことでした。

が。

しかし。

その怪しげな魔法使いは、とある事情から、ずっとシュレックに恨みを抱いていたのです。
だから、その魔法使いは、契約によって「シュレックが赤ん坊だった時の1日」、つまり、「彼が生まれた日」を奪い、この世にシュレックは誕生していなかったことにしてしまうのですよね。

そうとは知らず、自由を謳歌するつもりで訪れた世界。
そこは、シュレックが知っている世界とは全然違った、荒れ果てた世界で、愕然とします。

そして、フィオナも、子供達も居ない世界・・・。

彼は、なんとか、自分が変えてしまったパラレル世界を元に戻そうと闘うのでした。



で、感想ですが。


このシリーズも、長くなってきましたし。
わたし的には、2と3は、イマイチだったのですよね(^^;
でもでも!
今回の「フォーエバー」は、ラストを飾るにふさわしい、とても面白いストーリーだったです!

過去をイジってしまったために、世界が大幅に変わってしまう。。。いわゆる、パラレルワールド物です。

悪い魔法使いに騙されて、「この世に誕生しなかったこと」にされてしまったシュレック。

シュレックという存在が、最初から存在しなかった世界な訳ですから・・・彼がこれまで、影響を及ぼしてきた出来事に関しては、全部「無」になっている訳ですよね。

シュレックは最初から存在しなかった。

フィオナ姫の呪いも解けなかった。

当然、フィオナとも出逢っていない。

だから、シュレックとフィオナの間の子供も生まれていない。

と、まあ、そんな感じです。

そして、シュレックと友達だったドンキーや長靴を履いた猫も、全く彼のことを知りません。
やっと、懐かしい顔と出会えた・・・と思ったのに、
「アンタ、誰?」
と言われる始末。

もちろん、それだけでなく、シュレックがフィオナを救わなかったことで、フィオナの両親である王と王妃は、悪い魔法使いの力を頼ってしまうのです。

その為、国を治めるのが、王ではなく、その悪い魔法使いに変わってしまってています。
そんな、悪の魔法使いの独裁を止めさせるために、オーガ達がレジスタンスを作っていたり。

そして、なんと、そのレジスタンスの女リーダーがフィオナだったとか、ビックリ!!!!


本当に、1人の存在が欠けるだけで、歴史って、こんなに変わってしまうのですね(^^;

こういうパラレル世界物って、タイムマシンの出てくる「ドラえもん」では、よくあるお話ですし。
また、個人的には、私が現在プレイ中のニトロ+のゲーム、「シュタインズ・ゲート」の、まさしく、この類のお話です。


で。
シュレック。
今までの慣れ親しんだキャラ達と、よそよそしくなってしまうのは、ちょっと淋しかったですが。
それでも、「お前とオレは、友達やったんや~」と、積極的にコミュニケーションを取ろうとするのですよね。

孤立無援の中でも、フィオナと子供達が居る世界を取り戻すために、必死になっているシュレックの姿は、とても良かったですp(^^)q

っていうか、そんな過酷な、独りぼっちの世界でも、ツッコミや、ギャグを忘れない所も、サイコ~~~!!!!

これまでのシリーズにない感じの冒険、闘いも、面白かったと思います。


私は、こういうパラレルワールドで、ミステリーな感じのお話は大好きなので、とても楽しんで見ることが出来ました。


そして、今までの作品では、シュレック一家しか居なかった、オーガ族。
なんと、た~くさん居たのですね。

これも、また、ビックリ!

しかも、大柄な体格だと思っていたシュレックも、オーガ族の中では、小柄な方・・・?っぽい。

うん。
ああやって見ると、可愛くすら見えてしまう(^m^)


・・・と。
いつものシリーズとは、ちょっと雰囲気の違った、でも、笑いと感動に溢れた物語でした。