★ベルの徒然なるままに★

映画、ゲーム、アニメ、小説、漫画・・・管理人ベルの、大好きな物をいっぱい集めた徒然日記です。

映画『トロール・ハンター』

2012年05月09日 | 映画鑑賞記
最近、色々と映画レビューが溜まってきたので、今日は映画レビューをば♪

もう先月のお話ですが・・・こういう映画を見ましたvv

■『トロール・ハンター』予告篇



ノルウェーの田舎町で問題になっている熊の密猟事件。
その事件を取材しにやってきた大学生3人組は、取材を進める内に、挙動不審な男・ハンスと出会います。

怪しげな行動を取り、また、夜な夜な森の中に姿を消すハンスは、間違いなく、問題の密猟者に違いないと思った学生達は、彼を尾行。

すると・・・。

ハンスは、密猟者ではなく、政府に雇われたトロールハンターだつたのです!!

そして、学生達も、トロールを目撃することとなります。

伝説でしか語られていなかったトロールが実在し、しかも、それが、政府によって隠蔽されている!!??

学生達は、トロールの真実が知りたい・・・としつこく取材を申し出るものの、ハンスは相手にしません。
しかし、彼らの熱意に負け、ハンスは、彼らに自分と行動を共にすることを許可するのでした。

しかし、トロールハントは、政府ぐるみで国民に対し、隠蔽している事実。

それをカメラに収めてしまった学生達に、当局は・・・・・。





ノルウェーの映画ですよ!
ノルウェー映画って、始めてみましたです。

字幕なんだけど、当然、喋っている言葉は、耳で聞いていても全然分からないです。そして、映像の背景などに出てくる看板などの文字も、読めない~。

普段、英語圏の映画ばかりを見ている私には、少し、不思議な感覚でした。


さてさて。

北欧のトロールといえば。

真っ先に連想するのは、「ムーミントロール」・・・なのは、私だけではないですよね?

ムーミン可愛いですよね!
大好きですっ。

がしかし。

この映画で描かれているトロールは・・・というと。
全然可愛くないです!

っていうか、ハリポタで出てくる、大きくて凶暴な、怖いモンスターのようなトロール(^^;;

怖かったですよ~~~っ。


で。

この映画ですが。

実は、トロールという生物は実在しているものの、その存在は、政府ぐるみで隠蔽されており。
そんな事実を知り、暴こうとする大学生達が作ったドキュメンタリー映像だったのですよ。
で、実際にトロールなどが映ったフィルムが、匿名で、ある新聞社に送られてきて・・・1年掛けて、その映像の信憑性を審議した結果、『本物である』ということが判明し・・・。
未編集のままで、全てを公開することに踏み切った。


・・・という設定の元、ドキュメンタリー風に作られた作品です。

『パラノーマル・アクテイビティ』とかでも見られる「モキュメンタリー」という手法ですね。

ドキュメンタリー風に描かれているので、最初はなかなか物語に進展がありません。

大学生が、謎のハンター(トロールハンター)を、ひたすら追いかけては取材しようとする・・・という所から始まるわけですが。
ここら辺りは、なかなか進展が無く、少々見てて退屈。

でも、そのハンターが、トロールハンターと判明し、大学生達自身も、トロールを目撃し、それを映像に収める・・・となってくると、一気に盛り上がって来ました!


もちろん、「作り物」って分かって見ている訳ですが、でも、ドキュメンタリータッチで描かれているので、なんだか、怖くなってくるのですよね~。

しかも、トロールの存在を隠そうとする政府関係の組織が動いてるとこなんかも、「もしかして?」と思ってしまったり(笑)


そして、超絶に巨体で凶暴なトロールと対峙するシーンは、毎回、ドキドキハラハラでした(^^;;

作り物と分かっていても、ラスト、「このフィルムを撮影した大学生達の消息は未だ分かっていない」とテロップが出ると、どことな~く、薄ら寒いというか、ゾッとするものがありました。


更に、ラストのラスト。エンドロールにて。

「この映画を撮影するに当たって、トロールの虐待などは一切行われておりません」

と出る所に、マジで吹いてしまいましたです(*><*)

う~ん。
あくまでトロールは実在するというスタンスなのですね~。

参りましたっ(^m^)