懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

日本茅葺紀行 NO,467 大和棟の民家

2018年09月02日 | 日本茅葺紀行
撮影場所 奈良市大平尾

切妻の茅葺で袖瓦が両サイドについているものを大和棟という妻側の壁は漆喰を塗った大壁が多い。こんな個人の民家もいずれ消えるであろう。

奈良市と言えども随分山の中だ。奈良市は山の中に入っても古墳や天皇陵がある。
道路工事や宅地造成で掘削していても銅鐸や土器がでてくるかもわからない。

島根県の加茂遺跡は高速道路関連の掘削をしていて発見された。
現地を一般公開した時に見に行った。こんな山の中にどうして大量に埋まっていたのかと思う。調査の結果本物と鑑定されて国宝に指定された。
出土品は奈良で保管されて島根県にはレプリカしか残っていない。

大柳生から大平尾の茅葺き民家を探す。
山間地の斜面はには茶畑が続く。この民家の近くにも茶畑はあったが電線や電柱で撮れず。・
宇治茶のブラントで奈良のお茶の一部が流通しているのか

お茶の文化は日本人から消えるかと思ったが外人も愛好者がいてペットボトルの需要もあり生産量はそれなりにある。
企業などもお茶は女性事務員が入れるのではなく自分で入れる。会議などはペットボトルが配られる事が多い。