懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

この岩なんじゃ

2018年09月17日 | 日記
紀伊半島を走っていた。半島を走る時は右回りがいい。
左回りだと海が見にくい。山か山の側壁ばかり見て走ることになる。
紀伊半島なら三重県から和歌山県に走るのがよい。
能登半島なら石川県側から富山県県に向かって走る。

紀伊半島を三重県から和歌山県にはいったところに面白い岩があったので撮影する。
まだフィルムカメラの頃だった。
海から30メートル位い上った国道を走っていた。
どう見ても海底の石が隆起したのだろうと思った。

山陰海岸にもこんな岩があった。素潜りでサザエやアワビを獲っていた。
こんな窪みにアワビが入っていた。貝のサイズと窪みが同じですっぽりと入っていた。
アワビ獲りのヘラが入らず何回か息継ぎをして捕った事がある。

こんな岩はなんだろうと長年疑問に思っていた。
半年くらい前にNHKの日曜朝の15分番組のさわやか自然百景を見ていた。(2018.3.25再放送)
私は登山や野山の散策が出来ないのでこんな番組で行った気になっている。
高知県の足摺岬の先の龍串海岸をやっていた。
そこでここの岩とそっくりの風景がでてきた。
海底の堆積物が固まった砂岩で柔らかいところが波で浸食され出来たと説明があった。

四国と紀伊半島の地層はよく似ている。山の高さも2000メートルには足りない。
山の険しさや脆い岩、堆積岩が一緒に隆起したように思う。

ブラタモリにしても岩石や地形がよく出てくる。
日本は堆積物と火山でできているといわれている。
各地に行った時は崖や岩を見たらデジカメで撮影してコレクションすると楽しい。
フィルムカメラでは岩など撮ろうと思わなかった。

龍串海岸

懐かしい物  古い町並みと中学生

2018年09月17日 | 懐かしい物
撮影場所 岡山県玉野市八浜

自転車の女子中学生と走っている中学生
どこまで走るのか、自転車を押して一緒に歩いて帰ればいいのにと思う。
こんな古い町並みにも子供はいるのだ。
自転車の女の子のカバンはカバーをかけてゴムバンドで固定している。
物を大切に親がしっかり教えているのだろう。こんなところにも親の教育が見える。
男の子はそのままゴムバンドを掛けるだろう。
本瓦葺きの古い民家が残る。屋根がたわんでいる。
本瓦は重いので垂木が持たないのであろう。垂木を取り換える時期にきているのか

阪神淡路地震は直下型だったので基礎をアンカーボルトで止めてなくて淡路島の古い民家はことごとく倒壊した。
北海道の地震は強度の割に民家の倒壊は熊本に比べて少ないと言われている。
北海道はトタン屋根が多く瓦屋根はほとんどない。
屋根が軽く被害が少なかったと書いてある。
冬場の雪の1メーターも降った時だったら被害は酷くなったであろう。