姫路駅で播但線の客車を蒸気機関車が入れ替えして駅のホームの発車位置に誘導する。
ポイント切り替えをすべての車輪が通過しないと切り替えられない。車両が長いとずいぶん遠くまで移動する。
ポイントの切り替えが一番確認が必要でミスを起こしやすい。
切り替えミスをすると脱線し復旧に時間がかかる。走行していれば脱線転覆の大惨事を起こす。
気動車や電車のように運転席が前後にあるものでもホームが変われば切り替えが必要だ。
ポイント切り替えは線路を走る鉄道の宿命である。人間の確認ミスを防ぐために国鉄では指差呼称が生み出された。
人のミス防止と信号システムの自動化で事故防止をはかっている。
指差呼称は日本の製造現場や建設現場、輸送でも広く使われている基本行動である。
道路を走る車でも車庫入れでは方向転換が必要だ。バックは見えにくい今の車はバックのモニターが付いているが以前は見難い子供を轢く死亡事故があった。