介護施設で私の隣席の男性の話し
奥さんと二人暮らしで歩くのに介助がいる。
奥さんが一回カレーを作ると五回食べるという。
朝はパンでこの時は食べないので三日間掛かって食べる。
わたしの家でも3回は食べるが5回は食べられない。
この人の介護負担は3割である。介護負担は所得に応じる。(負担なし 1割 2割 3割)
所得が高いから三割負担なのだ。3割負担は年収が460万円以上だ。
所得は厚生年金に葬儀屋に土地と建物を貸している。他に銀行に駐車場を貸して奥さんは田んぼを1町二反分持っていて貸しているので米代が入るという。
コンビニに貸している人は月40万円と言っていたが葬儀屋にはどれくらいで貸すのかと聞いたが商売をやっていただけに口が堅い。駐車場の貸し賃も話さない。いつかはポロと言うのを待つとする。
貸賃が毎月40万としても700万から800万の所得はある。
これだけあってもカレーを五回食べる節約ぶりだ。
ケチかと思ったら孫が成人したので五百万円やったという。そんなやり方は後で贈与税がくるよといったが現金で渡したのでわからんだろうという。サラリーマンと違い資産ももっているので死んだら税務署も10年分調べる。
月に一度は外食する子、孫と焼肉にいく若いのがいるので3万-4万は掛かるばあさんが出す。その人は介助がいるので行かず家で一人冷凍ギョーザで夕食だそうだ。
そんな気持ち分かる私も同じだなあと思う。海外旅行も行かず美味しい料理も食べず一生終わるのかな。
子や孫に安易に金は残すべきではないが自分を犠牲にしても子孫のためと思う貧乏根性が抜けない。