懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

日本茅葺紀行 NO,502 佐賀県川副町

2019年04月25日 | 日本茅葺紀行

佐賀県には多くの茅葺民家が存在していた。

しかし維持が難しくなり急激に数を減らす。

その要因は1.葺き替えの費用が高い 2.耐久性がない。3.茅の確保が手間が掛かる難しい 4.火災に弱い 台風に弱い  5.茅葺職人が高齢化でいない

メリットとして昔懐かしい。自然素材利用 風情のある建物

生活様式の違いもありこんな民家に住む人はごく一部だ。

それでも全国には保存家屋も入れると何千軒は令和の時代まで残りそうだ。

伊勢神宮のように茅葺職人を養成し建物を維持している地域もあり全廃する事はないだろう。

川副町の民家は漏斗(じょうご)造りと言われ漏斗の形をしていて中心に雨が集まり屋根裏から土管で外へ排水される。