余裕が出来たらなんて言ってたら行くことはあるまい、なけなしの金でも出掛けるのがそもそも余裕と言うもんだ、と言う事で財布とは全く相談しないで新年の旅行に行ってきた、
かれこれ1年位は泊りの旅行はしていない、夫婦で思い返しても行った場所すらあやふやだ、丁度「大人の休日倶楽部」の会報で格安のパック旅行があったのだが大抵こういう安いやつは泊る所が最悪の事が多い、しかしホテルが「ニュー銀水堂ヶ島」だと言うので申し込んでみる事にした、このホテルは前を通る度に一度利用してみたいと思っていたし結構口コミでもいい評価がついている、いくら割引でもそこそこのサービスは受けられるんじゃないかと言う事で申し込んでみる事にした、
電車は往復とも「特急踊り子」である、あの路線は車両のスタイルで乗車料金が変わらない、行は13時丁度東京発のスーパービュー、帰りは在来型になったが時間の関係でこちらは仕方ない、
下田に15時43分に着いて16時ちょうどの東海バスでバサラ峠経由堂ヶ島行きに乗る、時間帯のせいか満席で結局堂ヶ島まで座れなかった、バス停の7割くらいは乗降客がない、しかし丁度予定時間に着いたところを見ると大体こんな程度の乗り降りなんだろうな、松崎の分岐に来た時に駿河湾の入り口付近に真ん丸な夕日が少し雲が残る水平線に落ちてゆく、残念ながら立っているのでカメラは向けられない、加山雄三記念館の前に到着、ホテルの仕立てた送迎バスに乗って数分、見慣れた玄関(道路からだったが)に着くとチェックイオン、フロントのある階は7階になる、部屋に入り宿帳を書いたらルーム係の女性から「誕生祝の旅行ですか?」と言われて自分の誕生日が数日前だったのに気が付いた、「忘れてたよ、そう言う事でもないんだが」と話したが(そんなことまで気が付くんだな)と感心する。
部屋は和室の風呂付、かみさんは内風呂だと言うので自分だけ大浴場に向かう、因みに最近の宿泊施設はルームキーが2つある、更にこのホテルは貴重品ロッカーが6つもあった、部屋キーがひとつづつだと行動が別になっても気兼ねなく動けるのがありがたい、ゆっくり浸かりせっかくなので露天風呂に出たが風が強い、首まで浸かって早々に引き上げる、
ルーム係の女性が言ってたが確かに陽が落ちると窓の外は漆黒の闇で向かい側のホテルしか見えない、このあたりの景色で言えば少し北の土肥温泉の方は駿河湾越しに東海道近辺の街明かりが見えるんだが、
食事は食事処で配膳方式、前菜からデザートまで中々上品でおいしかった、日曜の夜だが結構な客数だ、まあ年齢はそれなりにリタイア年齢、自分も含めてだが、
翌朝の露天風呂はさらに風が強く気温が低い、おかげで天窓洞遊覧船は運休だった、送迎バスに乗ろうとしたらフロントが追いかけて来て女房に何か渡している、聞いたら「誕生日プレゼント」だそうだ、ちょっとしたサプライズでした。
9時のバスで下田に向かうが今度は大きなバスに6人、途中で何人か乗り降りを繰り返すがずっとガラガラだった、
途中で女性客が運転手に何か話して居る、どうやら次のバス停で乗り換えの様で時間を聞いている様だ、「ここまで来たら下田まで行った方が早いかもしれないですよ」と話していたが彼女は丁寧に礼を言ったうえで下車、少し先の反対側にあるバス停に向かう、しかしこのバスは暫くハザードをかけて停車していて彼女が時間を確認するのを見届けてゆっくりスタートをし、窓を開けて何か声をかける、すると彼女はまたバスに乗り込んで来た、恐らく連絡が悪かったのだろう、確かにこんな所で長時間待つのは大変だが運転手の心使いに感心した出来事だった、
下田に降りて正面にある寝姿山ロープウェイに向かう、荷物をロッカーに入れて手ぶらで向かう事にしたが、カメラを出さなかったのは失敗だった、到着まではわずか3分半、駅の売店から下田湾が見える、
右手に下田港を見下ろしながら日当たりの良い坂道を進むと寒桜が咲いている
足元には葉牡丹と小さな花が咲いている
それほど混雑と言う状況ではないがぼつぼつと何人かのグループが居るが若いグループはどうやら中国語の様だ、見た目は殆ど日本人と変わらないが都内で見かける年配の観光客と見える団体はとにかく声が高く、傍若無人と言った会話がすごいのだがこのグループはややもすると日本人よりマナーが良い、
突き当りの愛染明王堂の前に碇のモニュメントと小さなお地蔵さん?の様な石造りがある、
帰りの途中に黒船見張り小屋と言う小屋があり聖堂の先込めの大砲が置いてあったが女房が話だと「新十津川シリーズ」で此処が映っていたらしい、
13:02分の踊り子で品川に15:43分、久しぶりの良い旅でした
かれこれ1年位は泊りの旅行はしていない、夫婦で思い返しても行った場所すらあやふやだ、丁度「大人の休日倶楽部」の会報で格安のパック旅行があったのだが大抵こういう安いやつは泊る所が最悪の事が多い、しかしホテルが「ニュー銀水堂ヶ島」だと言うので申し込んでみる事にした、このホテルは前を通る度に一度利用してみたいと思っていたし結構口コミでもいい評価がついている、いくら割引でもそこそこのサービスは受けられるんじゃないかと言う事で申し込んでみる事にした、
電車は往復とも「特急踊り子」である、あの路線は車両のスタイルで乗車料金が変わらない、行は13時丁度東京発のスーパービュー、帰りは在来型になったが時間の関係でこちらは仕方ない、
下田に15時43分に着いて16時ちょうどの東海バスでバサラ峠経由堂ヶ島行きに乗る、時間帯のせいか満席で結局堂ヶ島まで座れなかった、バス停の7割くらいは乗降客がない、しかし丁度予定時間に着いたところを見ると大体こんな程度の乗り降りなんだろうな、松崎の分岐に来た時に駿河湾の入り口付近に真ん丸な夕日が少し雲が残る水平線に落ちてゆく、残念ながら立っているのでカメラは向けられない、加山雄三記念館の前に到着、ホテルの仕立てた送迎バスに乗って数分、見慣れた玄関(道路からだったが)に着くとチェックイオン、フロントのある階は7階になる、部屋に入り宿帳を書いたらルーム係の女性から「誕生祝の旅行ですか?」と言われて自分の誕生日が数日前だったのに気が付いた、「忘れてたよ、そう言う事でもないんだが」と話したが(そんなことまで気が付くんだな)と感心する。
部屋は和室の風呂付、かみさんは内風呂だと言うので自分だけ大浴場に向かう、因みに最近の宿泊施設はルームキーが2つある、更にこのホテルは貴重品ロッカーが6つもあった、部屋キーがひとつづつだと行動が別になっても気兼ねなく動けるのがありがたい、ゆっくり浸かりせっかくなので露天風呂に出たが風が強い、首まで浸かって早々に引き上げる、
ルーム係の女性が言ってたが確かに陽が落ちると窓の外は漆黒の闇で向かい側のホテルしか見えない、このあたりの景色で言えば少し北の土肥温泉の方は駿河湾越しに東海道近辺の街明かりが見えるんだが、
食事は食事処で配膳方式、前菜からデザートまで中々上品でおいしかった、日曜の夜だが結構な客数だ、まあ年齢はそれなりにリタイア年齢、自分も含めてだが、
翌朝の露天風呂はさらに風が強く気温が低い、おかげで天窓洞遊覧船は運休だった、送迎バスに乗ろうとしたらフロントが追いかけて来て女房に何か渡している、聞いたら「誕生日プレゼント」だそうだ、ちょっとしたサプライズでした。
9時のバスで下田に向かうが今度は大きなバスに6人、途中で何人か乗り降りを繰り返すがずっとガラガラだった、
途中で女性客が運転手に何か話して居る、どうやら次のバス停で乗り換えの様で時間を聞いている様だ、「ここまで来たら下田まで行った方が早いかもしれないですよ」と話していたが彼女は丁寧に礼を言ったうえで下車、少し先の反対側にあるバス停に向かう、しかしこのバスは暫くハザードをかけて停車していて彼女が時間を確認するのを見届けてゆっくりスタートをし、窓を開けて何か声をかける、すると彼女はまたバスに乗り込んで来た、恐らく連絡が悪かったのだろう、確かにこんな所で長時間待つのは大変だが運転手の心使いに感心した出来事だった、
下田に降りて正面にある寝姿山ロープウェイに向かう、荷物をロッカーに入れて手ぶらで向かう事にしたが、カメラを出さなかったのは失敗だった、到着まではわずか3分半、駅の売店から下田湾が見える、
右手に下田港を見下ろしながら日当たりの良い坂道を進むと寒桜が咲いている
足元には葉牡丹と小さな花が咲いている
それほど混雑と言う状況ではないがぼつぼつと何人かのグループが居るが若いグループはどうやら中国語の様だ、見た目は殆ど日本人と変わらないが都内で見かける年配の観光客と見える団体はとにかく声が高く、傍若無人と言った会話がすごいのだがこのグループはややもすると日本人よりマナーが良い、
突き当りの愛染明王堂の前に碇のモニュメントと小さなお地蔵さん?の様な石造りがある、
帰りの途中に黒船見張り小屋と言う小屋があり聖堂の先込めの大砲が置いてあったが女房が話だと「新十津川シリーズ」で此処が映っていたらしい、
13:02分の踊り子で品川に15:43分、久しぶりの良い旅でした