梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

平成もあと少し

2019-04-24 10:08:07 | 雑記
平成は今日を入れて後7日、特に感慨もない、
昭和が終わるときは昭和天皇のご容態が2ヵ月の余毎日ニュースが流れていた、
年号が変わると言う事と昭和天皇の喪が当然ながら並行して進むので今回のようにお祝い一色と言う事ではなかった、
その半月後に自分は独立したので平成は自分にとっても全く新たな年号になったわけだ、
まあ会社は平成が終える前に駄目になったのだが年号開始から終了まで見届けると言う事になった訳だな、
天皇のご意向と言う事で譲位されたのだからそれで良かったと心から思うがどうも譲位に安倍晋三の影響があったのではないかと言う風評がまことしやかに流れている、
そんな影響力があるとも思えないが彼の姿勢を見ていると(あるんじゃないか)と思われるのも仕方無い政治運営だものな、
令和と言う年号だがその後幾つか出てきた候補では「万和」と言うのがあったが自分としてはこっちが良かった、
令和の“レイ”と言う響きには言われた様な命令のレイだと言う以前に冷夏とが冷凍と言う様に「冷たい」と言う印象がある、
昔悪い事が続いたからとか珍しい吉兆があったからと年号を変えたと言う
万和と言う文字には万民和を持ってと言う様な響きがある
聖徳太子の「和を持って貴しとする」と言う言葉は今の世の中には何より大切な事だろう、
娘道成寺ではあるまいし「金が恨みの」ではあまりに情けない
ノートルダム大聖堂の火災にあっという間に数百億円の寄付金が集まったと言う
その事に「そんな金があるなら貧困問題をもっとどうにかしろ」と言う世論が巻き上がっているそうだ、
貧困問題と歴史的建造物の修復費用拠出は問題が違うとは思うがわかる気もする、
やはり自由経済世界は限界になりつつあるのだろう、
経済と言うシステムが大きくバランスを狂わせている、経済社会では無く人間社会では持っている金融力とは関係なく生物として生きる権利と責任は万民平等だ、
金ではなく暴力的権力の世襲で築いた旧世界は革命の時期を通り崩壊したが新たに経済的権力がまた同じようなヒエラルキーを構成してしまった、
また一度リセットする必要があるだろうがその危険は「異常に持った少数の権力者」が半分の権利を放棄するだけで避けられる、
令和と言う時代は日本にとって真の平等社会を築く礎の年号になる事を祈る
「特に感慨はない」と言うのとは若干矛盾するか、