梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

マイナンバーとは国民総番号制、政治の信頼の先にしか成り立たない

2020-09-19 10:54:34 | 雑記
マイナンバーがなかなか進まない、未だに2割程度の普及率だ、
公的な証明書発行の利便性をうたい更にプレミアを乗せても効果はない、
今度は免許証に紐づけをして強制力を持たせるという、その前は携帯の番号発行に義務付けるとも言っていた
なりふり構わず公権力で何とか個人を管理したいと言う意図が見える、しかし当然国民の理解は得られない、
本当に国民の為かもしれない、公的機関のコストは下がりスピードも上がるだろう、しかしそれでも反対されるだろう、その事を政府は理解していない、
多くの国民はその事の不便より国が個人を管理する利便性の方を重視しているのだ、この事は「政府の意図を国民は信用していない」と言う事が根源にある
だから「あらゆる権力を使って推し進める」事は更に抵抗が強まるだけ、逆効果しかない
セキュリティと言う面も当然大きいがそれ以上に政府の意図的運用を疑っている、要するに政治に信用が無いという事だ、
戦争に突入する頃の特高警察、今の公安・政調と言う存在がこの間の特別機密法による盗聴の合法化が更に政府批判の封じ込めを恐れている、
「政府は国民から信託されて国民全体の平和と安寧を運営する」組織であり国民を監視管理する組織ではない、
しかし戦後保守本流の自民党は安定与党の責任を権利と取り違え、その本質は安倍政権の「改憲」にはっきりと表されたがこれも国民の総意は得られそうもない
そこにこの個人管理国民総番号制であり、特別秘密保護法だ、我々が生きて来た時代ではないが特高の「赤狩り」の歴史は広く知れ渡っている
本当にマイナンバーを普及させたいなら国の意図を信じられる政治をする必要がある